- 出演者
- 進藤晶子 加藤浩次 小杉竜一(ブラックマヨネーズ) 通山茂之
今回、揚げ物料理などに使われる業務用フライヤーを特集。美味しくなるフライヤー、儲けさせるフライヤーなどの最新事情を調査。
オープニング映像。
ゲストは「月刊食堂」の編集長・通山さん、ブラックマヨネーズ小杉さん。揚げ物大好きの小杉は、自宅で揚げ物料理を作ることも。通山さんによると、揚げ物に使われるフライヤーはキッチンテックの中で最も真価が進んでいる機器。温度・時間をきちんと管理できれば商品の品質が安定するという。
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- 月刊食堂
業務用フライヤーを製造するタニコー。用途に合わせて150機種を製造。人気は「CVSフライヤー」。セブン-イレブンなどで導入されていて、計5万台を販売。売りは自動アップダウン機能。食材を入れてボタンを押すだけで自動で調理が完了する。昨年発売した「オンデマンドフライヤー」は、揚げ時間が最大3分の1まで短縮。油に浸る時間が短いためカラッと揚がりやすくなる。提供スピードも早くなる。早く揚がるのは、フライで揚げながら電子レンジ機能でも加熱しているため。
石川県白山市に本社があるアサヒ装設。フライヤーを中心とした調理機会の製造・販売を行う。主力は、給食センターや工場などで使われる連続式フライヤー。国内シェアの7割を占める。1台1400万円。工程が自動化されていて調理が簡単。揚げる前にバッター(小麦粉などを水でといたもの)をつける機械なども製造。
「銀座 三よし」で人気のレア天丼。マグロやホタテなどのお刺身を天ぷらにしてご飯にのせたもので、数十秒だけ揚げることで旨味が凝縮されるんだそう。揚げるのは難しい作業だが、ある機材の導入で可能に。
マグロなどのお刺身を天ぷらにしたレア天丼で人気の「銀座 三よし」。水分の多い刺し身を揚げられるのは、専用の「クールフライヤー」のおかげ。中はしっとり、外はサクサクという食感を実現できる。鍋が深めに作られていて、横から水を入れて底の方を冷やすことで鍋内で温度の違いを実現。開発した山田さんは地球物理学に着想を得たんだそう。
2時間2200円で食べ放題の「おすすめ屋」。東京を中心に21店舗を展開。調理時間を早めるため、最新フライヤー「BBFRY」が活躍。これは量子力学と液体力学を応用しており、揚げ物の油切れを良くする機能がある。