きょう紋付袴姿で卒業式に臨んだのは2年間バレエや歌などのレッスンに励んできた第110期生39人。式では4年ぶりに卒業生が声を出して歌い、卒業証書が授与された後、理事長は祝辞で去年9月に現役の歌劇団団員が死亡したことにも触れた。「皆さん大変不安な気持ちであったと思いますけれども集中して稽古に精進してくれたことに感謝いたします」と述べた。卒業生総代の田良結芽さんは「清く正しく美しく、誇り高き宝塚歌劇団の生徒として精進してまいります」と誓った。卒業生は今日付で宝塚歌劇団に入団し、今月30日からの公演でデビュー。