東京・渋谷の様子を中継映像で伝えた。きのうの東京は34.8℃と今年一番の暑さとなった。都内ではきのう10代~90代の男女172人が熱中症で搬送され、6人が重症。きょうも8時過ぎには30℃を超え、最高気温34℃の予想。きょうの全国の最高気温は名古屋が37℃、福島が36℃、山形が35℃、北海道・帯広が32℃の予想。全国的に梅雨とは思えない晴れ予報。山沿いでは局地的な雷雨のおそれもある。熱中症警戒アラートが山梨、愛知、三重、和歌山、福岡に出ている。梅雨前線は22日に日本海沿岸まで南下してくるが、週明けの月曜日、火曜日も日本海沿岸に停滞する見込みで大雨に警戒が必要。札幌、新潟で週末に雨が降る見込み。福岡も雨が降る日が出てくる。東京、大阪もにわか雨は降りやすい。熱帯夜になる日もあり、寝苦しさも続きそう。弁護士・萩谷麻衣子は「日曜日に4時間くらい水分も取らずに歩き回って軽い熱中症になった。これまでと季節が違うので、水分はしっかり取らないとだめだと思う」とコメントした。
暑さが続くと新米への影響が心配される。秋田県能代市であきたこまちを生産するオータニファーム・大谷直人さんにコメ作りへの影響を聞くと、「6月の暑さは影響が少ない。ただし、8月に例年以上の猛暑が続くと『高温障害』が発生しやすくなり、品質低下や収穫量の減少につながる」と話した。穂が出る8月ごろに高温が続くと生育が止まりコメが成熟しない。他にもデンプンが蓄積されず白く濁った未熟な米粒「白未熟米」ができてしまう。大谷さんによると、対策として「かけ流し」で水を流しっぱなしにして地温を下げるのが有効だが、大量の水を使用するため、水不足になっている地域では実施が困難。水越は「私が手伝っている田んぼは去年、カメムシの被害が出てしまった。カメムシは最近、越冬して増えていて、早く暑くなると成長も早い」、元衆議院議員・杉村太蔵は「先週、小泉農水大臣がデータの取り方を見直すとサラリと言ったが相当でかい発言。データがしっかり取れていないというのは食料安保の観点からも非常に問題」とコメントした。
暑さが続くと新米への影響が心配される。秋田県能代市であきたこまちを生産するオータニファーム・大谷直人さんにコメ作りへの影響を聞くと、「6月の暑さは影響が少ない。ただし、8月に例年以上の猛暑が続くと『高温障害』が発生しやすくなり、品質低下や収穫量の減少につながる」と話した。穂が出る8月ごろに高温が続くと生育が止まりコメが成熟しない。他にもデンプンが蓄積されず白く濁った未熟な米粒「白未熟米」ができてしまう。大谷さんによると、対策として「かけ流し」で水を流しっぱなしにして地温を下げるのが有効だが、大量の水を使用するため、水不足になっている地域では実施が困難。水越は「私が手伝っている田んぼは去年、カメムシの被害が出てしまった。カメムシは最近、越冬して増えていて、早く暑くなると成長も早い」、元衆議院議員・杉村太蔵は「先週、小泉農水大臣がデータの取り方を見直すとサラリと言ったが相当でかい発言。データがしっかり取れていないというのは食料安保の観点からも非常に問題」とコメントした。