絵本「Mio The Beautiful」はアフリカ系カナダ人のキノタ・ブレイスウェイトさんが、娘が学校でいじめを受けたことをきっかけに描いた。絵本には多様性の尊重の思いを込めた。娘のいじめを知った時、キノタさんは子どもたちに直接話をする機会を求めた。キノタさんはカナダで人種差別を受け、学校に相談をしても見て見ぬふりを受けた。キノタさんは子どもたちに奴隷だった祖先が自由を手に入れたことや、肌の色に誇りを持っていることを伝えた。キノタさんは全国で読みきかせや講演を重ね、特に子どもを教える側に自身の経験を伝えることを大事にしている。