高知・安芸市畑山地区の土佐ジロー生産者、小松靖一さんを訪ねた。防護服を着用し、注意点を教わってから鶏舎の中へ。土佐ジローはブロイラーと比べ、3倍の期間で半分の大きさにしかならない。小松さんも卵の生産から始めた。土佐ジローの飼育方法を紹介。野菜用のハウスを改造し、最適な肉質になるよう10年かけて試行錯誤を繰り返したという。部屋の広さ、特製の止まり木などがポイント。原動力になったのは、過疎化するふるさとを活性化させたいという思い。土佐ジローを味わえる宿を支えるのは妻・圭子さん。土佐ジローの炭火焼きをいただいた。宿では全国の焼き鳥屋が集まって、調理法の合宿を行っている。