村木風海さんは二酸化炭素の研究に邁進し、政府にも認められている。炭素回収技術研究機構の代表理事でもある。二酸化炭素を回収するマシーン「ひやっしー」をスタジオに用意した。小学4年生で二酸化炭素の研究を始め、高校2年生で総務省のプロジェクト「異 能vationプログラム」に採択された。大学1年生のときには日本発の「世界を変える30歳未満30人に」に選出された。昨年には地球温暖化を防ぐための会議COP27に国連の要請で出席した。村木さんは根っこからの文系で、あえて日本独特のアニメのようなゆるふわな価値観で科学を広めたいと考えている。科学界の池上彰さんになるのが目標。地球温暖化の最大の要因は二酸化炭素。「ひやっしー」は1年間稼働させることで、500ミリのペットボトル1万2500本くらい集めることができる。スタジオで「ひやっしー」の中身を公開して仕組みを解説した。貯まった二酸化炭素は研究所で燃料に変える実験をする。研究室の映像の一部も公開した。軽油やガソリンのような燃料で乗り物を動かそうと巻がている。