母子家庭用のシェアハウスを運営する真奈さん。初めてつくったシェアハウスは東京・世田谷区にある。名前は”マナハウス”。取材時は6人の子どもとその母親の4人がひとつ屋根の下に暮らしていた。このシェアハウスは2階建ての9LDK。真奈さんが一括して家を借り、一部屋ごとをそれぞれの母子家庭に貸し出すシステム。家賃・水道・光熱費・共益費など合わせて月11万円ほど。母親たちが働いている平日夜は真奈さんやアルバイトのスタッフが家族全員分用意している。仲間と共に事業計画書を作成し、一か八かで国の機関に相談すると、1000万円の融資を受けることに成功。今、東京近郊9か所で母子家庭のシェアハウスを運営している。会社の運転資金は家賃収入のみ。それもほとんどが経費として消えるため、真奈さんの年収は100万円にも届かないという。
母子家庭用のシェアハウスを運営する真奈さん。神奈川・登戸に新たなシェアハウスをつくっている。コミュニティスペースのリフォームが始まって約2か月。この日、作業を手伝っていたのは誰もが知る大企業で管理職を務める傍ら、毎週末のように足繁く通う男性。男性は真奈さんの行動力に惚れ込み、このアパートの企画段階から経営面での相談にも乗ってきた。猛暑の気配が漂い始める頃、まだ取り付けていないエアコンの室外機2台が盗まれるという事件が発生。その代わりに見ず知らずの人が不用品としてSNSにあげていた簡易用のエアコンをもらってきた。
母子家庭用のシェアハウスを運営する真奈さん。世田谷区のマナハウスで暮らす母親の一人が問題を抱えていた。九州から一人息子を連れてやって来た元看護師の母親。上京する際、家賃と生活費を稼ぐために急いで決めた仕事は未経験の営業職。仕事を辞めて収入がなくなればマナハウスからも出ていかなくてはならない。そこで、真奈さんはある提案をした。提案したのは、1年ほど前からあるNPOと協力してつくりあげた支援プログラム。専門家のサポートを受けて自分に合った仕事を探すことを条件に家賃を半年間支援するというもの。この支援プログラムに助成金が下りたという。
母子家庭用のシェアハウスを運営する真奈さん。神奈川・登戸に新たなシェアハウスをつくっている。コミュニティスペースのリフォームが始まって約2か月。この日、作業を手伝っていたのは誰もが知る大企業で管理職を務める傍ら、毎週末のように足繁く通う男性。男性は真奈さんの行動力に惚れ込み、このアパートの企画段階から経営面での相談にも乗ってきた。猛暑の気配が漂い始める頃、まだ取り付けていないエアコンの室外機2台が盗まれるという事件が発生。その代わりに見ず知らずの人が不用品としてSNSにあげていた簡易用のエアコンをもらってきた。
母子家庭用のシェアハウスを運営する真奈さん。世田谷区のマナハウスで暮らす母親の一人が問題を抱えていた。九州から一人息子を連れてやって来た元看護師の母親。上京する際、家賃と生活費を稼ぐために急いで決めた仕事は未経験の営業職。仕事を辞めて収入がなくなればマナハウスからも出ていかなくてはならない。そこで、真奈さんはある提案をした。提案したのは、1年ほど前からあるNPOと協力してつくりあげた支援プログラム。専門家のサポートを受けて自分に合った仕事を探すことを条件に家賃を半年間支援するというもの。この支援プログラムに助成金が下りたという。