過去10年の台風の発生数と本州への接近数でみると、ピークは8月が多くて60個発生していて接近数は26とのこと。11月は発生数は25で少なくなっていて、本州に接近したものは過去10年で0だと紹介された。1951年の統計開始以降、11月に台風が上陸した回数は、1990年11月30日の1回のみだという。1990年11月30日に、和歌山県・白浜町に上陸した。その後本州を横断した台風28号は、戦後の観測史上最も遅い台風の上陸となった。死者・行方不明者は4人、負傷者は12人。東京・品川区の目黒川では増水し、羽田空港では169便が欠航するなどの影響をもたらしたと伝えられた。
