今場所限りで引退の白玉親方の土俵人生を振り返る。現役時代は琴椿。四つ相撲を武器に豪快な相撲で観客を魅了した。昭和35年沖縄・那覇で生まれ、初土俵から9年で新十両に。しかしわずか一場所で幕下に転落。一度は引退を決意するものの佐渡ヶ嶽親方に励まされ覚悟を決めて稽古に取り組んだ。幕下陥落から約4年、努力が実を結び十両に復帰。翌年には十両筆頭まで番付を上げた。30歳にして念願の新入幕。最高位、前頭三枚目。15場所にわたり幕内で活躍した。
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