物価高が続いている。中でも野菜はキャベツや白菜の平均価格が平年の2倍を超えるなど、高値となっている。消費者の受け止めを取材。東京・練馬区の直売所では、開店と同時に多くの人が野菜の販売エリアへと駆け寄ってきた。よく売れるのはキャベツ。農林水産省の調査で、スーパーなどでの平均価格が平年のおよそ2.7倍と高値が続いているが、この直売所では相場より3割ほど安く販売しているという。客からは、出費を抑えるためのさまざまな工夫が聞かれた。農林水産省の調査では、キャベツ以外の野菜でも高値が続いている。スーパーなどでの平均価格は、平年と比べて白菜が約2.4倍、レタスが1.5倍、大根が1.4倍などと調査した8品目すべてで平年を上回っている。