ダニはラブキッチンを訪れた。ラブキッチンは双子のおばあちゃんが38年前に貧しい人や高齢者のために食事を無料で提供している施設。毎週2000人が食事をしにやってくる。職員は全員ボランティア。運営費は寄付でまかなわれている。さらにラブキッチンは店に居れない生活困窮者にお弁当を届けている。別の日、ダニは散歩中に知り合った男性から教えてもらった学校「ザ・ジョイ・オブ・ミュージック」を訪れた。ここでは無料で音楽レッスンをやっている。学ぶ機会があれば才能を持ってる子も多いという。今も50人近くが順番街待ちをしている。ダニは車で街を走っていると可愛らしいトラックを見つけた。ここは病気で部屋に長くいる子のために、子供部屋を飾り付けている団体「スペシャル スペシーズ」だった。運営は寄付頼りでスタッフは全員ボランティアだった。代表のジェニファーは養子も含め9人の子どもたちがいて、子どもたちはスペシャル スペシーズを手伝っている。ダニは白血病の子の部屋を手伝うことになった。こうしてダニは6日間の潜入生活を終えた。