日本相撲協会はきのうの臨時理事会で元横綱・白鵬の宮城野親方の退職願を受理することを全会一致で可決した。宮城野親方は去年2月、部屋所属の力士だった元幕内・北青鵬の暴力問題が発覚し、監督責任を問われ2階級降格処分になった。 去年4月から部屋は閉鎖され、先月30日には退職の意向を示していた。数々の記録を残した”平成の大横綱”宮城野親方は昨夜「6月9日付で(退職届が)受理されることが決まったと聞いた。国内外を問わず相撲の価値と魅力を新たなかたちで伝え、相撲の未来を世界中の人々とともに築いていく活動に力を注いでいく」とコメントを発表した。けさのスポーツ報知では、新たな国際大会の発足を目指すと関係者が明かしたとの記事が掲載された。宮城野親方の退職の話題は各紙一面で大きく取り上げられている。9日には宮城野親方が会見する予定。