英国のジュリア・ロングボトム駐日大使がNNNの単独インタビューに応じ、天皇皇后両陛下の英国訪問について、「まるで家族を迎えるようだった」と振り返った。ロングボトム駐日大使は2日、英国・ロンドンでNNNの単独取材に応じ、両陛下の8日間にわたる訪問を振り返った。ロングボトム駐日大使は「素晴らしかったのは、チャールズ国王が、がん治療の後で公務に復帰したばかりであるにもかかわらず、目に見えて歓迎していたことです。兄弟というか、家族のような感じでした」と語った。さらに、ロングボトム駐日大使は「“未来志向”、未来志向のパートナーシップです。陛下はまた、“かけがえのない友人”、かけがえのないパートナー、とも述べられました。その言葉を聞いて、とても感動しました」と、天皇陛下が述べられた二つの言葉に感激したと明かした。また、7月4日に近づいた英国の総選挙が日英関係に与える影響について、ロングボトム駐日大使は「次にどのような政権が誕生するとしても、両陛下のご訪問は日英の間に、政治を超えたポジティブな雰囲気を作り出しました。天皇陛下がおっしゃったように、“かけがえのない友人”であり、未来志向の関係です。私たちには一緒にやらなければならないことがたくさんあります。そして、私たちはこれからも本当に大切なパートナーであり続けると思います」と語った。