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「皇居三の丸尚蔵館」 のテレビ露出情報

きょうのテーマは「戦国時代の覇者・織田信長に迫る」。東京・町田市にある泰巖歴史美術館には織田信長に関する古文書など約600点所蔵。これまで2回にわたり刀や武田信玄に送った手紙などから知られざる信長の姿を紐解いてきた。今回は織田信長の権威の象徴とも言われる安土城。1579年、約3年の歳月をかけ完成し、その造りは豪華絢爛だったが、築城開始からわずか6年で焼失。今回は安土城に隠された謎を探るため、泰巖歴史美術館に再現された安土城へ入る許可を特別にもらい、間近で見ながら推測していく。
キリスト教の宣教師・ルイスフロイスの書簡には安土城の中に建立された総見寺に信長の化身の石(盆山)がまつられ、信長を神格化する行事が行われていたと記されている。そこで織田信長神格化説が浮かび上がった。本当に信長自ら神になろうとしていたのか。歴史で有名な1571年の比叡山焼き打ちのように神も仏も信じない人物という印象があるが、安土城には仏教を大切にする信長の一面が描かれていた。
安土城の5階部分は仏教をテーマにした空間で、正面にはお釈迦様を描いた絵があり、神や仏を信じないという信長の姿とは正反対の印象。竜の彫刻があり、のぼり竜は仏教の教えを学ぶお坊さん、くだり竜は仏教の教えを民衆に教えるお坊さんを描いたものと言われている。中の絵は安土桃山時代の代表的な絵師・狩野永徳に描かせた。以前、国宝・狩野永徳「唐獅子図屏風」を鑑賞。その時、皇居三の丸尚蔵館副館長・朝賀浩さんは「元々は屏風ではなく御殿の一番偉い人が座る場所のすぐ後ろの壁を飾っていた障壁画だったと考えられる」と話していた。
安土城最上階へ移動。格天井には花や鳥が描かれている。最上階にも狩野永徳の障壁画があり、中国の思想である道教、儒教がテーマとした絵が描かれている。5階は仏教、6階は道教、儒教といった宗教を包括した天道思想をもとに安土城の天主は造られていたと言われている。天道思想とは「天命、天運」が物事を決めているという考え。信長神格化説は研究者の間でも様々な意見がある。金子拓教授によれば、安土城の造りからその可能性は低いという。安土城最上階の第6層は総金仕上げとなっている。
住所: 東京都千代田区千代田1-1 皇居東御苑

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年10月29日放送 5:00 - 6:00 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(ニュース)
皇居東御苑にある皇居三の丸尚蔵館は、皇室から国に寄贈された古代から近代までの貴重な美術工芸品の保存と公開を行っていて、今日から始まる展覧会では明治から昭和初期にかけて皇室が買い上げた絵画や工芸品など25点が公開される。このうち大正2年に開替えた明治天皇を追走する博覧会で天皇御愛玩の品として展示された1対の陶器の花瓶は明治天皇が生前宮殿内に飾っていたという。ま[…続きを読む]

2024年8月17日放送 6:00 - 8:00 テレビ朝日
グッド!モーニングGOOD! いちおし
東京・上野にある東京国立博物館を取材。1938年に開館した本館は、帝冠様式の代表的建築として2001年に重要文化財に指定。歴史を感じさせる館内はドラマの撮影にも使われる。徳川家康が池田輝政に嫁いだ娘に宛てた手紙を紹介。輝政へのお礼を娘に託した私的でフランクな手紙とのこと。手紙では、豊臣秀吉や徳川光圀の書状も鑑賞できる。徳川家に代々伝わる国宝の刀は、家康の孫に[…続きを読む]

2024年7月20日放送 12:00 - 13:26 テレビ朝日
中居正広の土曜日な会(中居正広の土曜日な会)
航空旅行アナリスト・鳥海高太朗が大人も楽しめるスポットを紹介する。皇室から国に寄贈された美術工芸品を管理、調査研究している「皇居三の丸尚蔵館」は一部を展示室として一般公開している。現在は「いきもの賞玩」を開催中。注目は伊藤若冲の「動植綵絵 芦鵞図」。日時指定チケットを購入すると優先的に入館できる。

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