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「盛趣遊戯」 のテレビ露出情報

AI大国を目指す中国は関連産業の市場規模を2030年までに10兆元(約200兆円)に拡大する目標を掲げている。AIの社会実装が着々と進む一方で軋轢も生まれている。その声を聞いた。
上海に本社を置くゲーム制作会社「盛趣遊戯」。スクウェア・エニックスとも提携し日本のオンラインゲームも配信する大手。会議で高く評価されたスケッチはAIが描いた。この会社では去年から生成AIを本格導入し専門部署も設立。例えば「にぎやかな唐の時代の街」というテーマを与えるとAIが細かい情景を補足した長文を生成。この文章をベースにテイストが異なる画像4案を生成、かかった時間は1分。さらにゲームの世界観に合わせた書体もAIで作成。約2万字をAIは2時間で作る。AIソフトは独自開発。この会社でAIが担う業務は全体の1割~2割。中国ではゲーム会社上位50社のうち半分以上が生成AIを開発に活用。ゲーム産業の生成AIの市場規模は2030年には2兆円を超えるみられている。その一方で軋轢も。北京のゲーム会社で働いていた韓さんはイラストレーターとして活躍してきたが、今はAIが生成したものを修正するだけだったと話す。やむなく退職し、厳しい現実に直面したという。AIを使う側は「発想力さえあればAIが技術をサポートしてくれる。AIは多くの人により多くの可能性を与える」などと話す。中国の就職サイトではAIイラストレーターという職種が多く募集されているという。中国では生成AIによる長編アニメ映画の制作も始まっていると紹介された。

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