来年1月に行われる大学入学共通テストの出願の受け付けがきょうから始まった。大学入学共通テストは思考力や判断力などを重視するため大学入試センター試験に代わって3年前から始まっていて、来年1月18日と19日の日程で本試験が行われる。東京・目黒区の大学入試センターには出願書類の入った封筒が運び込まれ、12人の職員が志願票を取り出して記入漏れがないかなどを確認していた。共通テストは全国およそ840の大学などで入試に利用される予定で、今回は新しい学習指導要領に対応し新たにデータ活用やプログラミングの知識を問う「情報」が加わって7教科21科目に再編されることになっている。大学入試センター・後藤慶一係長は「受験案内をよく読み志願票の記入漏れがないかチェックした上で提出してほしい」と話した。出願の受け付けは来月7日まで行われる。