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「相国寺」 のテレビ露出情報

金刀比羅宮奥書院にある伊藤若冲「百花図」は、部屋の四方に74種201の花が描かれている。草花の一つ一つが細かく描かれている。ひまわりの絵は植物学的観点から見ると種ができ終わりが近い状態だが、美術的な観点から見ると花びらが開こうとしている姿にも見える。現実と創造を融合させた作品となっている。青物問屋の長男として生まれた若冲は絵を描くことが好きで、寺に通い詰めて寺が所有する絵を数年間で1000枚以上の模写に取り組んだ。実物を描くことでより真に迫りたいと、ニワトリを放って生態を観察して描き続けた。百花図も熱心な観察から生まれたと考えられている。熱心な仏教徒だった若冲は、心を持たないものまで仏になれる、この世のものは等しく尊い存在だという教え「草木国土悉皆成仏」に影響を受けたとされる。若冲はありのままの姿を描くだけでなく、時間や空間も超えて尊く美しい姿を絵にした。百花図では、葉っぱの裏と表を描くことで冬の風まで表現していた。辻惟雄氏は、風を表現するため花を葉っぱで隠して描いている、人間は全体が見えないと見えないモノを想像して補う傾向がある、見た人が頭の中でそれぞれの花を咲かせて見るように描かれているとしている。
住所: 京都府京都市上京区今出川通烏丸東入相国寺門前町701
URL: http://www.shokoku-ji.or.jp/

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年3月31日放送 4:55 - 8:00 テレビ朝日
グッド!モーニングGOOD!いちおし
今回は京都相国寺の企画展を紹介する。

2025年3月28日放送 18:10 - 19:00 NHK総合
首都圏ネットワーク(ニュース)
室町時代に建立された京都市の相国寺などが所蔵する貴重な文化財を一堂に集めた展覧会が東京上野の東京藝術大学大学美術館であすから始まる。「葡萄小禽図」は江戸時代中期の絵師、伊藤若冲が金閣寺の大書院のふすまに描いた水墨画。「鳴鶴図」は中国の明の時代の画家、文正の作品で伊藤若冲も手本にしたとされる花鳥画の傑作。

2025年3月5日放送 22:00 - 22:45 NHK総合
歴史探偵(歴史探偵)
相国寺七重塔が完成した日、式典が行われたなか、朝廷のトップが集結し、有力寺院から多くの僧が招かれた。11歳で将軍の座についた足利義満は貴族文化を学び、行事にも積極的に参加していた。音楽の素養を身に着け、笙を天皇の前で披露することもあったという。また、宮中行事の責任者を何度も務めるなか、寺社勢力との関係改善にも努めた。戦乱で荒廃した寺社の再建費用も負担していた[…続きを読む]

2024年10月5日放送 22:00 - 22:30 テレビ東京
新美の巨人たち新美の巨人たち
若冲は鶏たちの世界を花々や森羅万象の生き物たちを神業の如き緻密な表現力で描きあげた。その制作の半ばで私は理解されるまでに千年の時を待つと語っている。若冲はこの動植綵絵のすべてを相国寺に寄進した。効果な絵の具を惜しげもなく使用し誰に頼まれたわけでもなく描きたいものを描くという特殊な絵師だったという。

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