富士山が噴火した場合、関東方面で一番被害が想定されるケースでの降灰量の想定推移では、3時間後の時点で東京では3ミリ以上の火山灰が降っているとされる。この時点で一部地域では河川の水質悪化による断水や、電柱に降り積もった火山灰が雨で濡れてショートして起きる停電など、生活に直結する影響が考えられる。6時間後には神奈川県相模原市に3cm以上の範囲が広がり、14時間後には東京都新宿区でも3cm以上の降灰量となる。道路の通行が困難となり物資の供給ができなくなる可能性もある。噴火の際には、気象庁から降灰予報が出されるため、警報などが出ていない地域はまずは予報を確認するようにとのこと。自分のいる場所に降灰があるとわかった段階で、早めに帰宅するなど建物内にとどまることが重要。