今季最強の寒波が日本海側を襲う一方で、関東では異常事態となっている場所があった。神奈川県北部にある津久井湖の水は干上がり湖底がむき出しになっている。湖岸は島のように陸地があらわとなり、通常湖で隠れる橋脚も底が見えそうなほどむき出しになっている。約60年経営するレンタルボート店は1カ月以上休業しているという。水が減った原因について、相模川水系ダム管理事務所・筒井健介部長は「昨年、雨が年間を通して非常に少ない状況だった。特に10月以降の雨が少なくて平年の50%ぐらい。雨の量が少なく湖の水が少なくなっている状況」と話した。過去10年の平均降水量は約35mmだが、今月は0.2mmと雨不足となっている。津久井湖にある城山ダムの貯水率は24%。現時点では県民生活に影響はない。1996年は記録的な雨不足となり津久井湖は渇水。県は給水制限に踏み切り、一部地域で断水も発生した。気象予報士・今村涼子によると、今後も関東はしばらくまとまった雨は降らない予想。1月、2月は雨が降りにくい傾向がある中、長期予報もより降水量が少なく、水位もしばらく低い状況が続く。例年3月になると関東に周期的に低気圧が近づき雨が降りやすくなる。津久井湖はもともと雪解け水が流れ込まず、春の雨にかかっている。
