物流の課題解決に向けて量子コンピューターを活用した配送ルートの最適化が始まる。ドライバー不足やCO2排出量削減などの課題を抱える物流業界、きょう伊藤忠テクノソリューションズが発表したのは「OptyLiner」という配送ルート最適化サービス。これまで配送ルートの作成はすべて手作業だったが配送エリアと配送ルートを入力し計算実行ボタンを押下すると僅か5秒程で配送ルートを作成することができる。これまでの作成時間の約95%削減し、だれでも簡単に使用でるため後継者不足の改題解決もつながる。さらに早い段階で行っていた受注締め切りも必要がなくなり、トラックへの積載量が増えるほか効率のいい配送で業績アップが図れると期待されている。