東京・九段・靖国神社ではきょうから3日間、春の例大祭が開かれる。これに合わせて岸田総理大臣は「内閣総理大臣岸田文雄」と記した木札を添えて真榊と呼ばれる鉢植えの供え物を奉納した。一方、関係者によると岸田総理大臣は例大祭の期間中、参拝は行わない。3年前の就任以降、岸田総理大臣は春と秋の例大祭では安倍元総理大臣らの対応を踏襲して真榊を奉納している。岸田内閣の閣僚では新藤経済再生担当大臣が参拝した。新藤大臣は去年9月の就任以降、秋の例大祭とことしの元日に参拝している。新藤経済産業相は「かつて国のために精魂込めて働いた方々の御霊に尊崇の念を込めてお参りさせてもらった。3月の末に日米合同慰霊祭を硫黄島で行ったことも報告した」と述べた。