- 出演者
- 檜山靖洋 南利幸 勝呂恭佑 首藤奈知子 三條雅幸 渡部圭司 今井翔馬 近藤奈央 是永千恵 大谷舞風
靖国神社の春の例大祭に合わせて、岸田首相が「真榊」と呼ばれる鉢植えの供え物を奉納したなどについて、東京にある中国大使館の報道官は「被害を受けた国の国民感情を傷つける」などと反発した。また、韓国外務省は「深い失望と遺憾の意を表する」などとした報道官の論評を発表した。
金融市場で変動が大きくなっている。日経平均株価、先週金曜日の終値は1000円以上値下がりした。下落幅が1000円を超えるのはおよそ3年ぶり。原因は中東情勢の緊迫化が大きく、リスクを避けようと売り注文が膨らんだ。原油価格、WTIの先物価格は19日、一時1バレル=86ドル台と4%余り上昇した。投資家の不安な心理を表す指標・VIX指数(ボラティリティインデックス)、別名“恐怖指数”とも呼ばれている。これは投資家がこの先、株価の値動きが激しくなると予想すると指数が上昇するというもの。その指数が先週19日、節目となる20を上回った。これは去年10月、イスラエル軍とイスラム組織ハマスの間で衝突が激しかったころ以来の水準。楽天証券コモディティアナリスト・吉田哲さんは「イスラエルとイランが互いに直接攻撃を行うのは過去にない異例の事態で、先行きが見通しにくい。今後も異例なことが起こると原油価格は上昇するだろう」と話していた。
日銀は今週25日と26日に、金融政策決定会合を開く。先月、マイナス金利政策を解除したあと初めて開く会合となる。注目ポイントは2つ。まずは最新の物価見通し。日銀は3か月に1回、向こう3年間の物価の見通しを展望レポートという形で公表しており今回、最新版を公表する。前回1月に示した物価見通しを見ると、23年度と24年度は物価安定目標の2%を上回っているが、これが今回どのようにアップデートされるかが注目。3か月前の見通しよりもさらに物価が上がることになれば、日銀は想定より早く利上げが必要かということにもなる。2つ目のポイントは、日銀が円安の影響をどう見るか。植田総裁は先週、円安の影響が大きくなれば金融政策の変更もありうると話していた。日銀は為替を金融政策の目的とはしないという立場だが、このように利上げを意識させることで市場をけん制する、これも一種の口先介入だといえる。2日間の決定会合のあとには、植田総裁の記者会見がある。円安の影響と追加の利上げの時期について何を語るのか注目。
厚生労働省によると、病床を持たない診療所の数は人口10万あたり、東京23区は112か所、政令市は84か所などとなっている一方、そのほかの地域は68か所にとどまっている。こうした偏在を是正するため財政制度等審議会は、医療機関に支払われる診療報酬の単価について、今の全国一律から、医師が不足している地域で引き上げる一方、過剰となっている地域では引き下げるよう求めている。これについて日本医師会・松本吉郎会長は「誰もがどこでも一定の自己負担で適切な診療を受けられることを基本的な理念とし、全国一律の点数が公定価格として設定されています。断じて受け入れるのではありません、受けられるものではありません」と述べた。医師の偏在を巡り武見厚生労働大臣は、地域ごとに医師の数を割り当てることも含めて検討する考えを示している。
各地のレジャー施設ではより多くの集客を図ろうと、地域との連携などアイデアを生かした取り組みが生まれている。愛知・蒲郡市にある竹島水族館。地元の人に親しまれてきたが、コロナ禍で客足は一時3分の1に減少。今回、復活をかけたリニューアルを行った。リニューアルのテーマは「もっとディープに」。深海の世界を体験してもらえる施設を目指している。リニューアルにあたり頼りにしたのは「地域のつながり」。新規に魚を購入する余裕がない中、展示する深海魚は地元とつながりのある漁師が譲ってくれた。こうしたネットワークを活用することで、30種類以上の深海魚を手に入れることができた。展示施設も手作り。ホームセンターで購入したブロックで魚の住みかも新しくした。
一方、先月リニューアルされたばかりの愛知・豊橋市の博物館。新しくできたのが、市の歴史に関する展示。見る人の理解を深めるために登場するのが、博物館が誇る学芸員たち。学芸員は専門の時代ごとに代わるがわる登場する。入館者は、展示に関する丁寧な案内を聞きながら回ることができる。そして先月、愛知県内にリニューアルしたお酢の博物館。体を動かす体験型に切り替えたことで、見学の予約が相次いでいるという。
今週の注目。23日火曜日:経団連会長会見、25日木曜日:日銀・金融政策決定会合(〜26日)、中国・北京モーターショー、米国・GDP(1−3月)、26日金曜日:米国・PCE・個人消費支出(3月)
円相場を伝えた。
東京・練馬区の中継映像が流れた。
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- 練馬区(東京)
桜を楽しみながら青森市内を走る「あおもり桜マラソン」が開かれ、4000人余のランナーたちが桜の名所などを駆け抜けた。青森・板柳町出身の福士加代子さんもゲストランナーとして参加した。
狭山茶が新茶の時期を迎え、摘み取りが始まった。狭山市の農家の茶畑では家族や近所の人たちも協力して摘み取りが行われた。
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- 狭山市(埼玉)
愛知・瀬戸市で瀬戸焼の作品を販売するイベント「せと陶祖まつり」が開かれた。瀬戸市は大阪・関西万博のパビリオンの材料の一部に地元の人のメッセージが書かれた瀬戸焼を提供することにしていて、訪れた人が思い思いの言葉やイラストを書いた。
北海道・函館市の歴史的な街並みが残る観光エリアで、飲食店を渡り歩いて楽しむイベント「バル街」が開かれた。2004年から始まり、今回は約60店が参加し多くのひとがイベントを楽しんだ。
南利幸気象予報士が降水確率何%でカサを持つか気象キャスターに聞いた。結果は30%が多く、いつも持っている人や自分で予想する人もいた。
フランス北部では2000頭ほどの羊が大移動。海の近くにある牧草地まで5キロ以上の道のりを移動する伝統の「移牧」。通過する集落の住民たちがこの様子を見守った。潮が引いている間に水辺を渡り、広大な牧草地に到着する。塩分を含む牧草で育つ羊の肉は独特の味わいだという。
米国の新たなトレンド「睡眠ツーリズム」は睡眠の質を高める旅。米国では3人に1人が睡眠不足ということで、ホテル業界では理想的な睡眠環境を提供する動きが広がっているという。
東京・渋谷から全国の気象情報を伝えた。
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- 渋谷(東京)