米国のテレビ界最高峰を決めるエミー賞。「SHOGUN 将軍」で主演を務める真田広之が日本人初となる主演男優賞を受賞。「SHOGUN 将軍」は過去最多の18部門を受賞する快挙となった。日本人初となる主演男優賞に輝いた真田広之は、感極まりながら喜びを語った。「SHOGUN 将軍」は日本の戦国時代を舞台にした米国の小説が原作で、ハリウッドが製作したドラマ。真田はプロデューサーとして美術や所作をチェックするなど、制作に全面的に携わっていて、時代背景を忠実に再現したものとして注目を集めていた。「SHOGUN 将軍」は作品賞も受賞し、真田をはじめ西岡徳馬ら日本の俳優が米国テレビ界最高峰のステージに上がった。他にもニュージーランド生まれの日本人であるアンナサワイが主演女優賞を受賞したほか、監督賞も受賞。エミー賞で過去最多となる合わせて18部門を受賞した。時代劇がエミー賞を席巻した形で、現地メディアも「歴史を作った」と伝えている。ハリウッドで金字塔を打ち立てた真田は、次世代にもつなげていきたいと力強く語った。