政府は、物価高を上回る持続的な賃上げを目指すには、男女の賃金格差を解消する必要があるとして、今日、働く女性のためのプロジェクトチームの初会合を開いた。初会合で、岸田総理は「構造的な賃上げを含め、職場環境の変革を強力に推し進めたい」と述べた。厚生労働省が所管する機関によると、男女の賃金格差で、日本はG7の中で最も格差が大きいと指摘されている。プロジェクトチームは、いわゆる年収の壁にとらわれない働き方や、同一労働・同一賃金の推進などを検討しているという。矢田首相補佐官は、6月までに取りまとめを行なった上で、政府の「骨太の方針」を盛り込むことを目指すとしている。