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「知床半島」 のテレビ露出情報

北海道の自治体の多くが地域の活性化を自衛隊に依存してきた。オホーツク海に近い北海道遠軽町。終戦後、GHQの司令部に直接陳情して自衛隊の前身警察予備隊を誘致した。予備隊は陸上自衛隊第25普通科連隊となり、そのまま駐屯。雪の中での戦闘を専門とすることから、別名「スキー部隊」とも呼ばれる。連隊通りが駅から駐屯地にまっすぐにのびる。有事を想定して建設されたことがうかがえる。洪水で流された橋も連隊に通じるとあってすぐに再建された。インフラは、駐屯地を中心に整備されてきた。自衛隊が染みついた町。遠軽町・澤口浩幸副町長は「町の存続として、(自衛隊が撤収することは)あり得ない。体育館、コミュニティセンター、ごみ処理場を応援してもらっている」と語った。東西冷戦が終了し、部隊の撤収や縮小が取り沙汰される度に、官民一体で反対運動を展開。遠軽商工会議所・渡辺博行会頭は「町民総意で何とか残った。会議所が生まれたと同時に遠軽の自衛隊も一緒に育ってきている。生まれた時から一緒」と述べた。ロシアと国境を接する北海道の自治体にとって、ウクライナ侵攻の警戒感が駐屯地存続運動の追い風になっている。
オホーツク海の流氷を観測するP3C対潜哨戒機。平和的な活動の一つ。1981年の導入以来、日本周辺の船舶を監視し、専守防衛の象徴と言われてきた。海上自衛隊八戸基地。台風が接近する中だが、中国とロシアの艦船の動きが活発化する北の海の監視に向かう。「報道特集」のカメラがP3Cに乗り込んだ。離陸後すぐに巡航速度時速600キロに移った。1機で四国の面積をカバーし、10時間の飛行もある。9000mから海面すれすれまで緩急をつけての飛行が可能。パイロットにも女性の進出が顕著。多くの船舶が行き交う津軽海峡。刺激しないように船の後方から接近。1回のフライトで数百隻を監視することもある。P3Cの最大の任務は潜水艦の探知。潜水艦が発生させる熱を機体前方の「アーズ」赤外線暗視装置が捉える。最後尾のマッドで磁気を見つける。海中に投下したソノブイで、潜水艦のかすかな音も収拾。熱、磁気、音を探知する能力は世界一といわれる。元防衛省情報分析官・伊藤俊幸氏は「P3Cがすごかったのは、ソ連、中国、北朝鮮の潜水艦の動きを完全に封じたこと」と語った。冷戦時代はソ連の原子力潜水艦を追跡し、情報は米国に提供されていた。細心の注意を払う空域は、ロシアが占拠している北方領土周辺。接近しすぎると不測の事態を招きかねない。最近、北海道周辺で中国とロシアが連携した軍事行動を取るようになった。海上自衛隊第二航空隊・山下貴大司令は「北方(領土)の警戒監視は非常に重要。市谷(防衛省)や総理官邸が、それぞれ必要な情報は収集することができる」と語った。
長崎県では中国軍機が、北海道ではロシアの偵察機が相次いで領空を侵犯した。領空侵犯には、全国7か所の基地がスクランブル(緊急発進)で対応。5分以内の離陸に向かって部隊が総力を結集。パイロットがコックピットに乗り込み、格納庫の巨大な扉が開くまで僅か18秒。今回、ロシア軍機に千歳と三沢を発進した戦闘機がフレアを初めて使用して警告した。熱源を追撃してくるミサイルにおとりとして使われる火炎。航空支援集団・永岩俊道元司令官は「(フレアは)継続的に非常に明るい模擬弾」と語った。領空侵犯に対して一段階強い警告を行ったことになる。永岩元司令官は「相応の責任と国際法に則った正確な手順で実施しなければならない。間違った対応をすると国家間の対立の火種になる。大きな戦争になる恐れもあるので極めて慎重に対応する必要がある」と述べた。スクランブルは急増し、2023年度は669回。このうち中国軍機には479回と群を抜いて多い。中国人民解放軍の戦闘機と写真に収まる一団は、防衛省自衛隊の元将官たち。日中の防衛交流は1977年に始まり、最高実力者トウ小平も出席したこともある。天安門事件後、中国がほとんどの外交チャンネルを閉ざした期間でさえ、この交流は継続された。しかしコロナ禍で中断。中国側は再開を希望しているが、中国・習近平体制が独裁的だと反発する日本側が拒否したまま。日本側の窓口は永岩元空将(航空支援集団・永岩俊道元司令官)。永岩元司令官は「同じ問題意識で議論できたり、体制に関連する意見交換もできた。“対話を継続すべき”にはまったく同意」と語った。しかし中国に対する警戒感が収まる気配はない。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年7月6日放送 7:45 - 8:00 NHK総合
さわやか自然百景知床 火山岩の海辺
知床半島は海岸線まで切り立った崖が迫る。活発な火山活動と大規模な隆起によって知床半島は誕生した。地下から吹き出したマグマが地上で冷え固まったものを火山岩という。ゴツゴツとした表面の火山岩はマグマが海中で急速に冷やされ固まったもので「水冷破砕岩」と言われている。非常に脆く深い亀裂が見られる。天敵から身を守るため幅20センチほどの小さな亀裂の中にアマツバメが生息[…続きを読む]

2025年6月14日放送 8:00 - 9:30 テレビ朝日
朝だ!生です旅サラダ瀬戸朝香さんの旅
名水“来運の水”で作る絶品そばが味わえる「そば処 らいうん」でもりそばを賞味。店では一九蕎麦で提供していて、店のこだわりは水。

2025年6月11日放送 16:05 - 17:00 NHK総合
午後LIVE ニュースーン旬の番組 テイスティング
「新・BS日本のうた」の紹介。全国各地のステージから公開収録のかたちで収録している音楽のお祭りのような番組。今週日曜日の放送では北海道・知床半島に位置する「斜里町」が舞台になっている。題して「北の大地に届け!私の心のうた」ということで北国の名曲をお送りする。今回の見所の1つが加藤登紀子さんが代表曲「知床旅情」を知床の地で披露される1場面。加藤さんはこの曲につ[…続きを読む]

2025年6月1日放送 14:55 - 15:00 NHK総合
ニュース・気象情報(ニュース)
斜里町ウトロを拠点とする小型観光船事業者は2022年4月に発生した観光船事故を受けて定めた安全運航の自主ルールに沿って、海上が比較的安定する毎年6月1日から知床岬をめぐるコースの運航を始めている。きょうは知床岬周辺で強風が見込まれることから、岬までの運航は中止し、半島中央部にあるルシャ湾までをめぐるコースが運航された。今年度からは知床のような水温が低いエリア[…続きを読む]

2025年5月19日放送 5:20 - 8:00 TBS
THE TIME,けさの見出し知りTIME
きのうは、全国33地点で真夏日を記録した。気温差で話題になっているのが、北海道・知床半島。気象庁の観測地点である宇登呂と羅臼は、直線距離で約17キロ離れているが、先週木曜日、宇登呂は23.5℃、羅臼は7.3℃を記録し、15℃以上の気温差があった。知床半島には、1600メートルほどの山があり、東の冷たい海から風が吹いてきて、羅臼では気温が低くなった一方で、その[…続きを読む]

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