2024年12月7日放送 17:30 - 18:50 TBS

報道特集
「独自〜自民議員が架空の人物を党員に」△「激変する安全保障の現場」

出演者
伊藤隆佑 村瀬健介 日下部正樹 山本恵里伽 伊藤俊幸 関まどか 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

特集は

今日の特集を紹介。

(ニュース)
尹大統領の弾劾訴追案 採決へ

非常戒厳を巡り混乱が続く韓国。間もなく尹錫悦大統領に対する弾劾訴追案の採決が行われる。韓国・ソウル・国会の本会議場前から中継。疑惑について特別検察官を任命して捜査に当たらせる特別法案の採決が行われている。今日午前10時すぎ、非常戒厳を解除したあと初めて公の場に姿を見せたユン大統領。注目された国民向けの談話で「国政の最高責任者である大統領としての切迫さから始まった。国民に不安と不便を与えた」と述べ、非常戒厳を宣言したことを巡り謝罪。懸念される2度目の非常戒厳の宣言について、「決してない」と強調。そのうえで今後については、自身の辞任については直接言及しなかったものの、与党国民の力に大統領としての任期を含め「一任する」と述べた。この談話を受けて最大野党「共に民主党」・イジェミョン代表は「非常にがっかりしている」と述べた。一方、大統領の弾劾訴追案への対応が注目される与党議員らは、議員総会を開いた。ある参加者はJNNの取材に対し与党「国民の力」・ハンドンフン代表は弾劾に反対する意向を表明したと話した。この参加者は党内で大統領の任期短縮について議論することになる見通しだと明らかにしている。韓国・国会前では、大統領の弾劾を求める人たちが続々と集まってきている。一方で、弾劾に反対する市民も集会を開いている。韓国・ソウル中心部でも全国各地から集まった尹大統領の支持者が集まり、弾劾に反対する声を上げていた。主催者によると全国から尹大統領の支持者数万人がデモに参加しているという。弾劾訴追案の採決でカギを握っている与党の動き。与党「国民の力」・ハンドンフン代表は、きのう「尹大統領の速やかな職務執行の停止が必要だ」と述べたことで可決される可能性が急浮上した。しかし韓国メディアによると与党は採決で反対する方針を今日確定させた。新しい情報では、ほとんどの与党議員が本会議場から退室した。これによって弾劾訴追案が自動的に否決になる公算が大きくなっている。否決された場合、尹大統領はこれまでどおり業務に当たることになる。ただ最大野党「共に民主党」は可決されるまで弾劾訴追案の発議を繰り返し行うという考えを示している。世論の反応によっては与党議員がまとまり続けることが難しくなる可能性もあり、政局の混乱がなかなか収まらないことも予想される。

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島根原発2号機が再稼働

中国電力は今日、全国で唯一、県庁所在地に立地する島根・松江市の島根原子力発電所2号機を約13年ぶりに再稼働させた。重大事故を起こした福島第一原発と同じ沸騰水型炉型の原発が再稼働するのは、宮城・女川原発2号機に続いて全国で2番目となる。中国電力島根原子力本部・三村秀行本部長は「1つずつ安全を確認しながら、引き続きしっかり、一歩ずつ進めていきたい」と述べた。中国電力は今月下旬に本格的に試験発電を始め、年が明けたら来月上旬に営業運転を再開する計画。

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”議席減”の公明党 参院選へ結束呼びかけ

10月の衆院選で議席を大幅に減らした公明党は地方組織の幹部らを集めた会合を開き、党再生への課題を話し合った。会合の冒頭で公明党・斉藤代表は「2つの政治決戦に勝ち抜く以外に(公明党の)再生はない」と述べ、来年の参院選と東京都議選に向けて反転攻勢を呼びかけた。会合では地方組織の側から「衆院選で自民党を非公認となった候補を支援したのは理解できない」といった意見も聞かれた。斉藤代表は、党の幹部が地方に出向いて政策や党運営の課題などを地方議員と語り合ったり、SNSなどを駆使して党の発信力を強化する方針を打ち出した。

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公明党斉藤鉄夫新宿区(東京)自由民主党
ノーベル平和賞授賞式に向け出発

今月10日にノルウェー・オスロで開かれるノーベル平和賞の授賞式に出席するため日本被団協・箕牧智之代表委員が、今日午前、JR広島駅を出発した。箕牧代表委員は、「無念の思いで亡くなった被爆者の皆さんに代わって訴える機会があればと願っている」と意気込みを語った。全国から集まる代表団は明日、日本を出発し、現地では代表委員が受賞演説を行うほか、若い世代への被爆証言などを行う予定。

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岡山vs仙台 歓喜の旬感は?

サッカー明治安田生命J1昇格をかけ、ファジアーノ岡山とベガルタ仙台が激突。2024J1昇格プレーオフ決勝:ファジアーノ岡山2−0ベガルタ仙台。チーム創設18年目の岡山が、初のJ1昇格。

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若い世代へエイズ啓発イベント

きょう東京・豊島区でHIVやエイズについて若い世代に知ってもらうイベント「エイズフェス2024」が開かれた。東京都によると今年はHIV感染者のうち、エイズを発症した人の割合が直近の7年で最も高い。都は「エイズは早期の発見が重要なので気になる人は、検査を受けてほしい」としている。

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HIVエイズ豊島区(東京)
(気象情報)
気象情報

全国の天気予報を伝えた。

(特集)
ウクライナ侵攻が影を落とす防衛政策

あす12月8日は日本が太平洋戦争に突入した真珠湾攻撃から83年。ロシアのウクライナ侵攻や中国の海洋進出で、日本の防衛は根本から見直しを迫られている。劇的に変化する安全保障環境、現場からの報告。弾薬68t、8億円以上をかけて富士山の麓で毎年行われる陸上自衛隊・総合火力演習。50両の戦車なども参加。7年前防衛交流で来日したある人物が戦車の射撃訓練の視察を強く希望し、この演習場を訪れた。現場では戦車の重量や弾薬の種類など熱心に質問。彼の名は、ロシア軍のトップ・ワレリーゲラシモフ参謀総長。それから約4年半後、ゲラシモフ参謀総長はウクライナ侵攻を指揮することになる。雪崩を打って国境を越えたのは市街戦に欠かせない多数の戦車。ロシアのウクライナ侵攻は日本の防衛にも見直しを迫ることになった。北海道上富良野町。北海道の中央に位置するこの町に東西冷戦時代、戦車が重点的に配備された。ソ連軍がどこに上陸してきても迅速に対応するため。過疎が深刻で、人口1万人足らずの3割を自衛隊関係者が占めるといわれる。陸上自衛隊第二戦車連隊。日本が保有する戦車は約360両。3分の2が北海道に配備されているが、その中核になる戦車部隊。最高時速は70キロ、50tの鉄の塊が爆走する。4両で1個小隊を構成。車長と呼ばれる小隊長が指揮を執る。1両に車長、操縦手、砲手の3人が乗り込んでいる。4両が主砲の照準を同時に合わせ攻撃する訓練が繰り返されていた。主砲の射程と戦車の鉄板の厚さは防御能力を知られるために秘密。小隊長は一般大学出身で2年前に入隊。戦車の中の環境は、想像以上に過酷。戦車部隊の女性の最大の敵はトイレ。上空からはロシア海軍への監視活動も続いていた。

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自衛隊と過疎に悩む自治体

北海道の自治体の多くが地域の活性化を自衛隊に依存してきた。オホーツク海に近い北海道遠軽町。終戦後、GHQの司令部に直接陳情して自衛隊の前身警察予備隊を誘致した。予備隊は陸上自衛隊第25普通科連隊となり、そのまま駐屯。雪の中での戦闘を専門とすることから、別名「スキー部隊」とも呼ばれる。連隊通りが駅から駐屯地にまっすぐにのびる。有事を想定して建設されたことがうかがえる。洪水で流された橋も連隊に通じるとあってすぐに再建された。インフラは、駐屯地を中心に整備されてきた。自衛隊が染みついた町。遠軽町・澤口浩幸副町長は「町の存続として、(自衛隊が撤収することは)あり得ない。体育館、コミュニティセンター、ごみ処理場を応援してもらっている」と語った。東西冷戦が終了し、部隊の撤収や縮小が取り沙汰される度に、官民一体で反対運動を展開。遠軽商工会議所・渡辺博行会頭は「町民総意で何とか残った。会議所が生まれたと同時に遠軽の自衛隊も一緒に育ってきている。生まれた時から一緒」と述べた。ロシアと国境を接する北海道の自治体にとって、ウクライナ侵攻の警戒感が駐屯地存続運動の追い風になっている。

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オホーツク海の流氷を観測するP3C対潜哨戒機。平和的な活動の一つ。1981年の導入以来、日本周辺の船舶を監視し、専守防衛の象徴と言われてきた。海上自衛隊八戸基地。台風が接近する中だが、中国とロシアの艦船の動きが活発化する北の海の監視に向かう。「報道特集」のカメラがP3Cに乗り込んだ。離陸後すぐに巡航速度時速600キロに移った。1機で四国の面積をカバーし、10時間の飛行もある。9000mから海面すれすれまで緩急をつけての飛行が可能。パイロットにも女性の進出が顕著。多くの船舶が行き交う津軽海峡。刺激しないように船の後方から接近。1回のフライトで数百隻を監視することもある。P3Cの最大の任務は潜水艦の探知。潜水艦が発生させる熱を機体前方の「アーズ」赤外線暗視装置が捉える。最後尾のマッドで磁気を見つける。海中に投下したソノブイで、潜水艦のかすかな音も収拾。熱、磁気、音を探知する能力は世界一といわれる。元防衛省情報分析官・伊藤俊幸氏は「P3Cがすごかったのは、ソ連、中国、北朝鮮の潜水艦の動きを完全に封じたこと」と語った。冷戦時代はソ連の原子力潜水艦を追跡し、情報は米国に提供されていた。細心の注意を払う空域は、ロシアが占拠している北方領土周辺。接近しすぎると不測の事態を招きかねない。最近、北海道周辺で中国とロシアが連携した軍事行動を取るようになった。海上自衛隊第二航空隊・山下貴大司令は「北方(領土)の警戒監視は非常に重要。市谷(防衛省)や総理官邸が、それぞれ必要な情報は収集することができる」と語った。

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長崎県では中国軍機が、北海道ではロシアの偵察機が相次いで領空を侵犯した。領空侵犯には、全国7か所の基地がスクランブル(緊急発進)で対応。5分以内の離陸に向かって部隊が総力を結集。パイロットがコックピットに乗り込み、格納庫の巨大な扉が開くまで僅か18秒。今回、ロシア軍機に千歳と三沢を発進した戦闘機がフレアを初めて使用して警告した。熱源を追撃してくるミサイルにおとりとして使われる火炎。航空支援集団・永岩俊道元司令官は「(フレアは)継続的に非常に明るい模擬弾」と語った。領空侵犯に対して一段階強い警告を行ったことになる。永岩元司令官は「相応の責任と国際法に則った正確な手順で実施しなければならない。間違った対応をすると国家間の対立の火種になる。大きな戦争になる恐れもあるので極めて慎重に対応する必要がある」と述べた。スクランブルは急増し、2023年度は669回。このうち中国軍機には479回と群を抜いて多い。中国人民解放軍の戦闘機と写真に収まる一団は、防衛省自衛隊の元将官たち。日中の防衛交流は1977年に始まり、最高実力者トウ小平も出席したこともある。天安門事件後、中国がほとんどの外交チャンネルを閉ざした期間でさえ、この交流は継続された。しかしコロナ禍で中断。中国側は再開を希望しているが、中国・習近平体制が独裁的だと反発する日本側が拒否したまま。日本側の窓口は永岩元空将(航空支援集団・永岩俊道元司令官)。永岩元司令官は「同じ問題意識で議論できたり、体制に関連する意見交換もできた。“対話を継続すべき”にはまったく同意」と語った。しかし中国に対する警戒感が収まる気配はない。

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急速に要塞化する南西諸島

海面すれすれでホバリングするヘリ。海に飛び込んでいくのは水陸機動団の隊員たち。骨折を防ぐためにフィン、足ひれは着水後装着。東シナ海で増加する離島奪還訓練。離島とは尖閣諸島。沖合の輸送艦から島を目指す水陸両用車。海上では20人の隊員が乗り込んで時速13キロで進む。長崎・佐世保市に拠点を置く水陸機動団。陸上では時速70キロで走る水陸両用車。操縦するのはほとんどが北海道の戦車隊から異動してきた隊員。人員不足の中でも水陸機動団だけは今年1000人が増強された。南西シフトも加速。宮古海峡を通過する中国艦隊を目標として追跡するP3C。東シナ海での追跡は常態化。そんな中、中国が反発する事件が起きた。中国外務省報道官は「台湾問題は中国の主権と領土保全、日中関係の政治的基礎に関わる問題。超えてはならないレッドライン」と述べた。護衛艦「さざなみ」があえて台湾海峡を航行。自衛隊発足後、初めてのことだった。林芳正官房長官は「自衛隊の運用に関する事柄。答えは差し控える」、吉田圭秀統合幕僚長は「運用の細部に関する事柄なので、答えは差し控える」と述べた。口裏を合わせたような答えしか返ってこない。実はオペレーションは総理官邸が主導し、事前に米国にも伝えていた。元防衛省情報分析官(海将)・伊藤俊幸氏は「“中国を刺激するな”が日本政府のスタンス。もともとあそこ(台湾海峡)国際海峡で、何の文句を言われるものでもない。日本側が遠慮をして通らなかっただけ。(防衛省だけで決めたわけではなくて?)(総理)官邸でしょう」と述べた。一方、中国はICBM(大陸間弾道弾)を太平洋に向けて発射、米国をけん制した。しれつな情報戦は目に見える形で軍事力を誇示する威嚇に変化している。成蹊大学・遠藤誠治教授は「ウクライナに対するロシアの軍事侵攻以降、言葉での不満を表明するのでは足りないという感覚が広がっていて、軍隊がかかわる公道で明示的にメッセージを伝えることが多くなった」と述べた。鹿児島・馬毛島。5年間で43兆円に膨張する防衛予算は、台湾有事も想定し、主に南西諸島につぎ込まれる。防衛省が買い上げた周囲16kmの島全体が巨大な軍事基地になる。滑走路や護衛艦のふ頭、継戦能力を高めるための火薬庫や燃料施設の建設が急ピッチで進む。政府が進める反撃能力の強化は、周辺国の思惑も絡んで「軍拡競争」の様相を呈してきた。安全保障環境が劇的に変化する中、来年日本は終戦80年を迎えることになる。

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激変の国際環境 日本の防衛政策

取材した巡田忠彦記者がスタジオで解説:米国では間もなくトランプ政権が発足。日本の防衛政策に影響は?「相当あると思う。トランプ政権は高額な装備の購入、在日米国軍の駐留経費増、ひょっとしたら中東からのオイルロード、シーレーン防衛まで見直せというかもしれない。一方、ロシアのウクライナ侵攻で、冷戦終了後、駐屯地削減の話で戦々恐々としていた北海道の自治体なのだが、皮肉なことにこれが追い風になっている気がする」、中国と防衛の現場を知る元将官の腹を割った対話は必要では?「人民解放軍との交流は非常に貴重なチャンネル。意外なことに顔を見て話すときに中国が少子化で隊員が少なくなっている、給料への不満、待遇への不満とか顔を見合わせることによって初めて出る話。軍拡競争よりも偶発的な衝突を避けるためには対話は必要」。

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プロ4年目・岩井千怜(22)猛チャージ

米国女子ゴルフ最終予選会2日目:1位・リウユ、2位タイ・岩井千怜、6位タイ・山下美夢有。岩井は、米国ツアー出場権獲得となる25位以内へ好位置をキープ。

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アラバマ州(アメリカ)岩井千怜
長距離で異例の3週連続V

来年の東京世界陸上にもつながる競技会「エディオンディスタンスチャレンジ」が行われた。女子10000mでは、今年のクイーンズ駅伝で優勝したJP日本郵政グループキャプテン・菅田雅香が快走を見せた。女子10000m:優勝・菅田雅香、2位・伊澤菜々範、3位・カリバカロライン。

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エディオン・ディスタンスチャレンジ世界陸上競技選手権大会(2025年)全日本実業団対抗女子駅伝競走大会大阪府日本郵政グループ女子陸上部
全国高校ラグビー27日開幕

27日開幕の第104回全国高校ラグビー組み合わせ抽選会が行われた。大会1日目には、最多72回目の出場となる秋田工業、伏見工業から校名変更の京都工学院は、9大会ぶり花園出場。選手宣誓は城東・小野晏瑚主将。18大会連続出場の尾道は名護と対戦する。30日からは前回王者の桐蔭学園などシード校が登場。真冬を熱くする高校生たちの戦いに注目。

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京都市立京都工学院高等学校全国高等学校ラグビーフットボール大会大阪市(大阪)尾道中学校・尾道高等学校徳島県立城東高等学校桐蔭学園中学校・高等学校秋田工業高等学校
速報 尹大統領の弾劾訴追案を採決

韓国・尹錫悦大統領に対する弾劾決議案の採決が、韓国・ソウルの国会で始まった。現地から最新情報。韓国国会の本会議場前。午後6時すぎに、弾劾決議案の採決が始まった。議員による投票が続いている。しかし採決の前にほとんどの与党議員が本会議場を退席した。議案の可決には在籍議員の3分の2以上の賛成が必要になる。野党議員は全員合わせても192人のため、可決の要件を満たさず議案は否決となる可能性がある。否決されれば尹大統領はこれまでどおり職務に当たることはできるが、最大野党は弾劾訴追案が通るまで発議を繰り返す考えを見せていて政局の混乱が続くことが予想される。

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ソウル(韓国)ユン・ソンニョル
(エンディング)
来週は…

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