安芸高田市の前市長で、去年7月の東京都知事選挙に無所属で立候補した石丸伸二氏が地域政党「再生の道」を立ち上げた。都議会議員選挙について、自身は立候補せず、今後、公募で候補者を募り、42のすべての選挙区で擁立を目指すという。自民党東京都連会長の井上元万博担当大臣は「政策論争が活発になり、選挙に関心が高まることはいいこと。自民党として都民のためになる政策にしっかりと取り組む」などとコメント。会見で石丸氏は「国民民主党と連携する考えがあるか?」と問われると、「支持層が重なっている。話はできるのでは」と語った。ことしは12年に1度、都議会議員選挙と参議院選挙が重なる年となり、各党は前者を参議院選挙の前哨戦と位置づけて臨む構え。