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「石山寺縁起絵巻」 のテレビ露出情報

屏風は日本古来のインテリアとして風よけや間仕切りに使用されてきた。やがて実用品の枠を超えて絵師たちが腕を競う日本美術の檜舞台になっていった。画面いっぱいに舞い踊る扇はめでたきことの象徴としたものなどがあるがその頂点にあるのは金屏風。神奈川県小涌谷にやってきたのは高島礼子。岡田美術館にやってきたがここで眩しいまでの展覧会が開催されている。金屏風の祭典 ―黄金の世界へようこそ―では金屏風が全28点。全てが光り輝いている。春夏花鳥図屏風は狩野派の絵師による豊穣なる情景。この展覧会で最も古い桃山時代の金屏風。ひときわ目を引くのは木々と山々の間にたなびく黄金の雲。その力強さを生むのが金運のどっしりとした質感。胡粉という貝殻を粉にした絵の具を輪郭部分に盛り上げ、そのあとで金箔を押すことで雲がくっきりとしている。また金屏風には格別の意味がある。岡田美術館の小林忠さんは古い屏風がきれいな状態で保たれていたのは滅多に使わなかったためで、晴れの丁度品として日本の室内はそう明るくはなく、晴れの儀式に並べられた金屏風が室内空間を明るく華やかに装う美しい反射板という効果もあったという。そして戦国時代に織田信長や豊臣秀吉らきらびやかさを愛した武将たちが好んだことで金屏風は大いに発展。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年9月23日放送 18:05 - 18:35 NHK総合
まひろと彰子 物語が生まれる地へ 〜「光る君へ」トークショー(まひろと彰子 物語が生まれる地へ 〜「光る君へ」トークショー)
トークショーの前に石山寺を訪れたという見上愛さん。吉高さん同様に源氏の間を見学したという。石山寺のセットは「石山寺縁起絵巻」を参考に美術スタッフが再現したという。ドラマの中では石山寺は道長とまひろの運命が交錯する場所として描かれている。道長の子どもを身ごもったまひろの気持ちは源氏物語の中で恋に悩む女性の気持ちに投影される。

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