悲願の金メダルを目指し決勝で王者中国に挑んだ卓球女子団体。第1試合のダブルスには今大会初めて早田ひな選手と張本美和選手のひなみわペアで臨んだ。早田選手はこの試合で痛めている左手につけていたテーピングを外して奮闘。そして、2対2で迎えた最終ゲーム。一時は4点差をつけて中国を追い詰めたが連続ポイントを取られて逆転負け。続く第2試合と第3試合のシングルスも地力に勝る中国選手に敗れ日本は銀メダルとなった。こうした中、物議を醸したのが会場を埋め尽くした中国の大応援団の応援マナー。試合中、中国語で「頑張れ」と大きな声でコール。中国が点を取ると立ち上がって喜ぶ人たちの横で耳を塞いでいるように見える観客の姿が、日本のSNSでは応援マナーに苦言を呈する投稿が相次いだ。一方、表彰式ではほっこりさせる場面も。表彰式のあと先輩の石川佳純からインタビューを受け、張本は「すごく重くて嬉しい」、早田は「まだまだ足りない部分が多かった」平野は「4年後には勝てるように頑張っていきたい」とそれぞれ語った。