日本文学の研究者として知られ、石川啄木の生涯を辿る本格的な評伝を残したドナルド・キーン氏と啄木の魅力を紹介する企画展が盛岡市で開かれている。この企画展は今月20日に石川啄木が生誕140年を迎えるのに合わせて、盛岡市の「もりおか啄木・賢治青春館」が開いている。このうち啄木が家族に不快な思いをさせるとして、読まれないようにローマ字で記した日記では「啄木の家族への思いなどが伺われ特に印象深い」などとするキーン氏の指摘が紹介されている。また、啄木が数多くの短歌や日記を手掛けた3畳の狭い下宿部屋を再現したコーナーも設けられている。この他、キーン氏が着用していた服や椅子・ワープロといった私物も展示されている。この企画展は、前期は4月18日まで、後期は一部内容を変更して4月24日~7月12日まで開かれている。
