- 出演者
- 有田哲平(くりぃむしちゅー) 柳原可奈子 上田晋也(くりぃむしちゅー) 宇治原史規(ロザン) 阿部亮平(Snow Man) トシ(タカアンドトシ) タカ(タカアンドトシ) 猪俣周杜(timelesz) 篠塚大輝(timelesz) 名取裕子 神田愛花 森泉
オープニング映像。
昭和の懐かしい写真を見てJR京浜東北線の駅前を答える。1問目は新橋駅。港区にあり、山手線が停車駅。鉄道開業100周年を記念して昭和47年、西口広場にSLを設置した。2問目は有楽町駅。千代田区、数寄屋橋交差点。日本劇場のウエスタン・カーニバルは昭和の人気興行。3問目は横浜駅。昭和34年に高島屋が開業し、西口のランドマーク的存在に。4問目は赤羽駅。当時この地域で採れた赤色の粘度「赤埴」が由来。5問目は日暮里駅。日暮里中央通りを中心に約90店の生地を扱う問屋が並ぶ。6問目は田町駅。周辺の田んぼが宅地化され町になったことが名の由来。7問目は鶯谷駅。江戸時代、寛永寺の住職が京都からウグイスを取り寄せ放った。正岡子規や樋口一葉などが暮らした。8問目は品川駅。利用客の増加により2036年まで駅を拡張工事中。9問目は蒲田駅。羽付き餃子発祥の地で、20軒以上の専門店が集まる。
昭和の懐かしい写真を見てJR京浜東北線の駅前を答える。10問目は浜松町駅。浜松市出身の名主・権兵衛が治めていたことが由来。家康の命で増上寺が移転した際に大門を設置した。
昭和の音楽が印象的なCMから学べるクイズを出題。
正露丸のCM、「ラッパの音が採用された理由は?」というクイズが出題された。A・正午の時報、B・最初はラジオCM。正解は「B・最初はラジオCM」。
スナック菓子「カール」のCM、「関西に向けて原料に混ぜたのは?」というクイズが出題された。A・青のり、B・鰹だし。正解は「B・鰹だし」。
昭和55年原宿で「たけのこ族」が流行、大きな注目を集め音楽と出演少女が話題を呼んだCMを起用したお仏壇のはせがわ。しあわせ少女を起用したことで明るい印象になる売上が2倍になった。問題「現在の人気商品は?」A推しを飾る推し壇 Bいただいた食材を飾るめし壇。正解はA。2023年に発売された推し壇は自分が応援している推しを応援するための祭壇で置くものの大きさに合わせ屋根の高さを4段階調節可能、付属のLEDライトでライトアップなどが楽しめる。
バブル景気で日本中が沸き立っていた昭和61年に1度見たら忘れないねるねるねのCMが放映、ドッキリ効果音や商品名を謳う歌詞がわかりやすいと子供たちの間で人気になった。水と粉で色が変わり膨らむお菓子で現在まで約50種類の味を発売、令和4年には大人のねるねるねを発売し話題となった。問題「ねるねるねを流用したものは?」A子どもの飲み薬 B保湿用パック。正解はA。「おくすりパクっとねるねる」は子どもが苦手な粉薬を飲みやすくするための服薬補助食品として2023年に発売、医療現場の薬剤師からの声をきっかけに開発された。
今年は都営地下鉄初の浅草線が開業65周年、現在都心と郊外を結ぶ全4路線で総営業距離は約109kmを運行、都営地下鉄は昭和35年の開業以来乗客類型340億人超えている。65周年!“都営地下鉄”から学べるQを出題する。
昭和30年代日本経済の拡大とともに車の普及で交通渋滞が社会問題に、また都市部に人口が集中したことでその影響で国鉄では混雑率300%を超えた。状況高いのため都心の近に浅草線が開業、郊外と都心をつなぐ東京都が運営する都営初の地下鉄として誕生した。当時は浅草橋駅から押上駅の3.2kmを走る区間、押上から千葉方面に伸びる私鉄・京成電鉄と接続することを目的に建設された。郊外私鉄と相互直通運転開始は日本初だった。浅草線の建設予定地だった浅草駅と本所吾妻橋駅の間にある川幅約150mの隅田川がありこれまでの日本ではこの下に地下鉄を走らせることは前代未聞で技術的に不可能な難工事とされた。問題「隅田川の地下を横断した工法は?」A箱型のトンネルを川に沈めた B川底の土を薬で固めた。正解はA。東京都交通局の石井聡さんはトンネルの構造物を作り掘りながら沈めていくケーソン工を使用したと解説した。隅田川の一部を囲って水を遮断して一時的にできた陸地でトンネル部分を完成させて川底に埋めていく手法がとられた。水を遮断する鋼板は約1万4000t総工費は5億円超えで地盤が悪くても最先端の工法により簡単で丈夫に建設可能だった。10mごとに埋め込む作業で約2年で隅田川の地下を開通した。
問題。昭和43年、浅草線に続いて開業した都営地下鉄三田線。その車両点検や修理などを行う板橋区の志村車両検修場の真上にあるものが建っていると話題になっているが、それは、「団地」「自動車工場」のうちどちらか。トシと神田は、団地と答えた。正解は、団地。14階建ての公営団地「西台アパート」が建っている。当時は、高度経済成長期で、東京都では団地の建設ラッシュだった。土地の有効利用が求められ、車庫の上に、約1500戸の団地が建てられた。
問題。昭和53年、都営地下鉄で3番目に開通した新宿線。荒川など3つの川を越えるため、一部区間が地上にあり、洪水による浸水被害のリスクを抑えるため、線路脇にある工夫が行われた。その工夫とは、「A高さ6mの壁を建てた」「B深さ6mの堀を造った」のうちどちらか。有田と名取は、Bと答えた。正解は、A。最大6.5mの壁が約150mにわたり建てられた。駅も、水面から12mの位置に造られている。
問題。平成3年、都営地下鉄最後の路線として開業した大江戸線。車両検査の一部を地上にある基地で行っている。検査の際、車両を意外な方法で運んでいるが、それは、「A秘密のエレベーターで地上に運ぶ」「B秘密の通路で浅草線を走る」のうちどちらか。宇治原と森は、Aと答えた。正解は、B。大規模な検査は、浅草線の馬込車両検修場で行っている。車両は、汐留付近から伸びる秘密の連絡線を通り、浅草線新橋駅付近に出て、浅草線を走行していくが、車両の規格が異なるため自走ができない。両方の路線を走行できる特殊車両で、引っ張って連絡船を通り、地上に運んでいる。
クイズ「お茶の水橋の補修工事の際に見つかった昭和19年当時の東京都電車の線路には線路の横に溝が入っているが、この溝は何のために作られたのか? 「A 車の乗り入れ防止」、「B カーブでの脱線防止」」が出題された。正解は「B カーブでの脱線防止」で、真っ直ぐな道が少なくカーブが多い都心ならではの工夫。
続いて現在地下化などが予定されている首都高速道路にまつわるクイズを出題していく。
クイズ「首都高速で初めて完成した羽田1号線はカーブを増やすことで工期を短縮できたがその理由は? 「A 川の跡に道路を造った」、「B 地盤の弱い場所を避けた」」が出題された。正解は「A 川の跡に道路を造った」で、建設地の確保がスムーズにできた。
クイズ「首都高速道路の江戸橋ジャンクションは限られたスペースに建設するために橋脚を減らしたが、その方法は? 「A 橋脚を繋ぐ鉄骨を入れた」、「B 枝分かれした橋脚を使用」」が出題された。正解は「A 橋脚を繋ぐ鉄骨を入れた」で、道路の重さを分散することで橋脚の数を減らすことができた。
首都高で用いられる橋脚は狭い土地でも道路が建設できる逆L型橋脚や、広い道路を支えるためのT型橋脚など様々な橋脚が存在する。工期を短縮したり安定性が増すなどそれぞれに長所がある。昭和40年代、六本木一丁目に作られた橋脚は周辺にビルや一般道などが多く、建設する用地を確保しにくい場所で手早く建てられると重宝され、首都高で見られるユニークな形。問題「この橋脚の名前は?」の出題。正解は「ラケット型橋脚」。地中で大きな基礎と繋がっており、1本の脚で2層の道路を支えることができる。珍しい形で海外で話題となり、短い工期で一般道の流れを妨げない。
