仮想空間の中で建物や道路をつくる人気のゲームを使って子どもたちに能登半島地震で被災した道路を再建する案を考えてもらい、アイデアを競うコンテストが津幡町の石川工業高等専門学校で開かれ、全国の小学生などから寄せられた12作品を学生が審査。審査されたのはこのあと本格的な復旧工事が進められる輪島市の国道249号を仮想空間の中で再建した作品。学生のパソコンにはさまざまな形で再建された国道249号が表示され、中には輪島市の観光名所、白米の千枚田近くの海外沿いに橋を架けて日本海や千枚田の景色を楽しめるようなものもあった。コンテストは被災地の復旧や復興に関心を持ってもらうために国土交通省が企画、「優秀な作品のアイデアは今後の復旧工事の参考にしたい」としている。国土交通省能登復興事務所グループマネージャー・田中義太郎が「復旧に携わるわれわれとしても大事な着眼点として教えてもらった。地域の人が望む国道249号を実現していきたい」などコメント。
住所: 石川県河北郡津幡町字北中条タ-1
URL: http://www.ishikawa-nct.ac.jp/
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