石川さんは32歳のとき実家の樹脂製品メーカーを継ぐことにした。プラスチックは使い捨てというイメージを覆したいと2020年耐久性に優れたトライタンという樹脂素材を使った食器ブランドを立ち上げた。落としても割れない扱いやすさからホテルやレストランでも採用されている。さらに使われなくなった商品を回収し原料に戻しカトラリーの柄の部分などにリサイクルしている。石川さんは2030年に向けて「プラスチックの可能性をもっと探求してさらに世界に販売して日本のものづくり樹脂の未来を伝えるようなものづくりをしていきたい」などと話した。