能登半島地震で被害を受けた輪島市にある輪島港では地震で海底が1.5mからmルほど隆起したほか岸壁にも大きな被害が出て漁船が漁に出られない状態が続いている。港では隆起した海底を掘削するしゅんせつ工事のスペースを確保するため一時的に漁船を別の場所に移すことにしていてきょうは朝5時ごろから漁師たちが港に集まり12隻を出港させていた。漁船を移動したのは約50キロ沖にある舳倉島で来月までに計40隻を移動させた上で国が船を動かすのに必要な水深を確保するための工事を進めることにしている。輪島港を管理する石川県は、港全体の工事が完了する時期は見通せないとしていて、石川県漁協輪島支所は工事が完了した場所から漁を再開できないか検討を進めることにしている。