- 出演者
- 福田光男 田代杏子 谷地健吾 宮崎浩輔 吉岡大輔 伊藤雄彦 新井秀和 前田隆 中村信博 坂下恵理 島田莉生 藤原優紀 大谷昌弘 和田弥月
天気に関するオープニングトーク。伊藤アナが「一昨日大雨だったが、昨日は天気が良かった」などと話すと田代アナは「退社後にこんなにいい気持ちが年に何回あるのか」などと話した。
オープニング映像。
福島・北塩原村の中継映像。奥に見えるのは磐梯山で、午前中は晴れていたが現在は雲がかかっている。今夜から明日にかけて西日本~東日本にかけて広い範囲で雨が降ると予想されている。更に伊豆諸島では台風1号の影響により荒れた天気になるとのこと。詳しい気象情報は後ほどお伝えするという。
本格的な大雨シーズンを前に福岡市では警察、消防それに行政が合同で増水した川に転落した人を救助する訓練を行った。この訓練は梅雨を前に福岡市城南区の警察と消防、それに区役所が行った。訓練は城南区鳥飼の樋井川ののり面が大雨で崩れ、男性が川に落ちたという想定で始まった。福岡県警察本部のドローンを使ってほかに救助が必要な人がいないか確認していた。樋井川は15年前の2009年に梅雨末期の大雨によって増水し住宅などが浸水する被害が起きている。城南区で警察、消防、区役所が合同で訓練を行うのは今回が初めて。
大雨のおそれが高まる梅雨を前に災害が起こる仕組みや身を守る方法を学ぶ授業が徳島市の小学校で行われた。この授業は、梅雨入り前のいまの時期に、毎年、県の砂防防災課が行っているもので、きょうは徳島市の城東小学校の5年生、21人が参加した。県の担当者が去年6月の大雨で阿南市で車が水没する被害が出た時の画像を見せ、早めの避難を心がけるよう呼びかけた。その後外水氾濫を再現する実験が行われた。子どもたちは県の担当者の説明を聞きながら、災害が起きたときの避難行動を家族の間で事前に決めておく「ファミリータイムライン」を作成した。
阿南市の岩佐市長が公約に掲げた市内の全世帯に10万円、18歳未満に追加で3万円を給付する事業が先月末に申請が終了し、給付の対象となる世帯の98.34パーセントにあたる3万785世帯が受け取りの申請をし、33世帯が辞退したという。給付の総額は、書類に不備があったケースをのぞき、34億153万円に上り、手続きなどにかかる金額を含めた総事業費は35億円余りとなる見込み。財源には市の貯金にあたる財政調整基金を取り崩したほか、物価高騰対策の国の交付金が充てられた。阿南市は新年度当初予算で、この事業とは別に財政調整基金を追加でおよそ25億円取り崩すとしていて、基金の予算上の残高は、去年12月の90億円余りからおよそ39億円に減る見通し。岩佐市長は「物価高騰が続くなか、市民に給付金という形で還元したのは適切な使い方だ」としたうえで、給付金がどのように使われたか調査することを検討したいとしている。
能登半島地震で被害を受けた輪島市にある輪島港では地震で海底が1.5mからmルほど隆起したほか岸壁にも大きな被害が出て漁船が漁に出られない状態が続いている。港では隆起した海底を掘削するしゅんせつ工事のスペースを確保するため一時的に漁船を別の場所に移すことにしていてきょうは朝5時ごろから漁師たちが港に集まり12隻を出港させていた。漁船を移動したのは約50キロ沖にある舳倉島で来月までに計40隻を移動させた上で国が船を動かすのに必要な水深を確保するための工事を進めることにしている。輪島港を管理する石川県は、港全体の工事が完了する時期は見通せないとしていて、石川県漁協輪島支所は工事が完了した場所から漁を再開できないか検討を進めることにしている。
金沢市香林坊のデパートではきょうから約700展の贈答品を並べたお中元専用の特設売り場が設けられ、午前中から買い物客が訪れている。デパートによると今年は被災地を支援するため、能登地方の食材やメーカーの商品を増やしているといい能登牛の商品や地元の大豆を使ったスイーツなどが入口付近に並べられた。3月の北陸新幹線の延伸を受けて、福井県の商品も充実させたという。お中元商戦のピークは6月下旬から7月上旬を見込んでいて特設売場は7月16日まで設けられる。
由布市の老人ホームやボランティア団体などが、全国的にもユニークな協定を結んだ。きのうは由布市内の老人ホームに関係者が集まって協定の締結式が行われ、運用が始まった。協定では、地震や大雨などの災害が発生して車が通行できなくなった場合、「由布市災害ボランティアバイク隊」がその機動力を生かしてクリニックで処方箋をもらい、薬局で薬を受け取って老人ホームに届ける「代行輸送」を行う。処方箋や薬は協定に基づき作成した身分証を提示して受け取る。薬を運ぶ際に使う鍵付きのバッグは老人ホームに届けないと開けられない仕組みとなっている。老人ホームの入所者の中には薬を飲まないと命に関わる人もいるということで、今回の協定によって、災害時でも可能な限り薬を確保したいとしている。
能登半島地震の被災地でのボランティア活動に参加する予定の大学生が、活動に当たっての心構えなどを学ぶ講習会がきのう、大分大学で開かれた。講習会では、能登半島地震の被災地などでボランティアに当たった人が、自分の体験から感じたことを発表した。このうち、能登半島地震の発災直後から被災地で支援活動を続けるNPO法人「リエラ」の松永鎌矢代表は、被災者がしてほしいことの中で自分ができることを行ってほしいなどと呼びかけた。また、スーパーボランティアとして知られる尾畠春夫さんも講習会に参加した。学生はことし8月末、能登半島の被災地でボランティア活動を行う予定だという。
多可町ではラベンダー約2万株が植えられていて、現在は早咲きのストエカスラベンダーが見頃を迎えて鮮やかな紫色の姿を見せている。見頃は7月中旬まで。
きのう種子島宇宙センターでは来月打ち上げ予定の日本の新たな主力ロケット「H3」3号機の打ち上げのリハーサルが行われた。ロケットにマイナス200度前後の液体水素と液体酸素を充填した状態で機能が動作するかを確認する極低温点検というもので、エンジン点火7秒前までの点検となっている。試験では初号機・2号機からの改善点の検証や、2段目の燃料を減らした状態での機能確認を行い、良好な結果が得られたという。
嗅覚を使って事件の容疑者や行方不明者を捜す嘱託警察犬になるための審査会が川崎町で開かれた。県警察本部が開いた審査会は、県内から17頭の犬が参加し事件の容疑者や行方不明者を探す「捜索犬」と、遺体や火薬などを見つける「特別犬」の審査が行われた。警察によると去年、県内で警察犬が出動したのは69件で、行方不明者の捜索などで活躍する一方、指導者の高齢化などから嘱託警察犬の数は年々減っているという。県警察本部鑑識課・鈴木秀宜次長は「警察犬を育てるにはそれなりの労力・経済的なものもある。訓練士と協力しあって多くの嘱託警察犬を盛り上げていきたい」などと話した。
ほのかに甘い味わいが特徴の初夏の味覚「そら豆」の全国への出荷が、今日から村田町で始まった。生産者によると、今年は春先の天候がよく適度に雨も降ったため、大粒で味や香りのいいものがたくさんできたという。今日からは全国への出荷が始まり、町内の道の駅で式典が行われた。村田町のそら豆は、明日まで県内の郵便局の窓口で発送の申し込みを受け付けていて、今シーズンは約1000箱を全国へ出荷する予定である。
秋田局から2度目の復活を果たした寝台列車「あけぼの」について紹介。上野~青森のブルートレイン。定期運行は2014年に終了している。秋田県小坂町の観光施設では引退した車両を9年前に宿泊施設として活用しているが、新型コロナなどの影響で休止に追い込まれていた。あけぼのの2度目の復活に向けて魅力を伝えようと活動してきた男性を取材。小坂鉄道レールパークのブルートレイン「あけぼの」は今月、5年ぶりに営業再開。あけぼのがデビューした昭和45年当時としては、冷暖房完備の客室は珍しく高嶺の花だった。当時の雰囲気が味わえる施設では2段ベッドで向かい合うB寝台で酒盛りをしたり、1人車窓を眺めながら物思いにふけったりと、39の個室は3日でほぼ満席となった。あけぼのの復活を誰よりも願っていたのが千葉さん。あけぼのは列車としての役目を終えた翌年に小坂町に移送され、宿泊施設として営業を始めた。連日賑わいを見せていたが、新型コロナの感染拡大で4年前から営業取りやめとなっていた。さらに車体にさびや雨漏りが発覚し、宿泊えいぎょうの再開目処は立たなくなった。それでも千葉さんはお客様からパワーを貰い、頑張らなきゃだめだと思ったという。そこで資料を作り、あけぼのの価値を町に訴えた。その熱意を受けて、町も予算に修繕費用を計上。不足分はクラウドファンディングを活用した。想定を超える寄付のおかげで車体が修復されたあけぼの。それでも車内は製造から50年余りのため、傷みは隠しきれない。再開に際し、敷地内の線路を往復する動くブルートレインのイベントを開催。大成功となった。この施設は冬は施設自体が休園となる。今年の宿泊営業は10月まで。
生育中のぶどうの房から実を間引く摘粒の作業を効率的に行おうと山梨大学の研究グループが開発を進めてきたAIを使って実の数を推定するスマホアプリテスト版の無償公開がきょから始まった。公開が始まったのは情報科学が専門で山梨大学の茅暁陽理事などの研究グループが開発したスマホアプリ「粒羅」。ぶどうは成長前に余計な実を間引く摘粒が行われるが品種ごとに残る実の数の目安があり生産者は数えながら作業を進める必要があった。今回のアプリはぶどうの画像をもとに房全体の実の数を瞬時に推定し作業の効率化が期待されていてiOS版アンドロイド版が公開されている。テスト版の使用は来年3月までで研究グループはテスト版を通じて様々な環境のぶどうの画像を集めてシステムの精度向上を図るほか利用者から寄せられた意見を元に改良を進めアプリの製品化を目指すとしている。
香川県内の麦畑では県がうどん用に開発した小麦のオリジナル品種「さぬきの夢」の穂が実る麦秋を迎え収穫が最盛期を迎えている。さぬきの夢は香川県の農業試験場がうどん用に開発したオリジナル品種でうどんのほかにそうめんやお菓子などにも使われている。今年は今月下旬から各地で収穫が始まり、うち羽床下の麦畑ではコンバインでの刈り取り作業が行われた。現在県内全域で栽培されているさぬきの夢 2009は去年は栽培面積は計2552hで生産量は計8646トンだった。県によると今年は去年11月の種まき直後は雨が多く芽の数が少なかったもののその後年明け2月まで気温が高い日が続いたため茎の数が多くなり平年並みの収穫量が見込まれるということ。収穫は来月上旬まで行われる。
丸亀城では三の丸にある延寿閣別館に宿泊できる城泊が7月からスタート。1泊2日朝夕2食付の2人利用で126万5000円(税込み)で国の重要文化財に指定されている天守を貸し切るナイトラウンジや和菓子つくり体験のオプションなどもあるといい地域経済の活性化につながることが期待されている。丸亀市は城泊をPRしようとペアチケットをふるさと納税の返礼品に加えることを決めた。商品名は「丸亀城キャッスルエクスペリエンス宿泊ペアチケット」で寄付金額は422万円、ふるさと納税を扱う12のポータルサイトであすから申し込み受付となる。
兵庫県宝塚市の久仁子さんは4年前に交通事故に遭い、意識不明の重体で病院に運ばれた。久仁子さんは一命をとりとめたものの、3か月毎の入退院を余儀なくされていた。そんな久仁子さんが継続した治療を求めてたどり着いたのが「岡山療護センター」。患者のわずかな回復の兆しも逃さぬよう、同じ看護師が継続して対応にあたるという。久仁子さんはこの病院に3年間入院し、今年の4月に退院したとのこと。久仁子さんの夫は「事故前の笑いが絶えない生活に戻れるよう頑張っていきます」などと話している。
電動型4輪車の利便性を体感するイベントが東広島市で行われた。きょうは地元の高齢者など12人が参加した。参加者は、約700メートルを4輪車を使った場合と歩いた場合とでかかる時間を計測して比較した。歩いた場合は約20分かかったが、4輪車を利用すると3分ほど早くついたという。