大雨のおそれが高まる梅雨を前に災害が起こる仕組みや身を守る方法を学ぶ授業が徳島市の小学校で行われた。この授業は、梅雨入り前のいまの時期に、毎年、県の砂防防災課が行っているもので、きょうは徳島市の城東小学校の5年生、21人が参加した。県の担当者が去年6月の大雨で阿南市で車が水没する被害が出た時の画像を見せ、早めの避難を心がけるよう呼びかけた。その後外水氾濫を再現する実験が行われた。子どもたちは県の担当者の説明を聞きながら、災害が起きたときの避難行動を家族の間で事前に決めておく「ファミリータイムライン」を作成した。