日本男子バレーボールの歴史をマーケティングする。日本男子バレーボールの五輪成績は1964年・銅メダル、1968年・銅メダル、1972年・金メダル.その後はメダルはおろかオリンピックに出場できない年もあった。しかし2021年の東京オリンピックでは石川祐希選手や高橋藍選手が登場したことによりベスト8、2024年のパリ五輪ではメダル獲得を目指している。日本男子バレーボールの黄金期は60年前で1964年の東京オリンピックは日本女子バレーボールが無類の強さを誇っていた。彼女たちは“東洋の魔女”と称えられた。この時の平均視聴率は66.8%と驚異的な数字であった。この東京オリンピックで日本男子バレーボールも銅メダルだったが世間の話題にもならず忘れ去られた存在だった。1965年、男子バレーボール日本代表の監督に松平康隆監督が就任した。松平監督のモットーは「非常識の延長線上にしか世界一はない」だった。