バレーボール男子日本代表を率いるフィリップ・ブラン監督は、オリンピック直前にディフェンスの強化を掲げた。そして迎えた予選リーグ第2戦で、日本はアルゼンチンと対戦。第1セットでは西田有志選手がサーブで躍動し、ディフェンスでは相手のスパイクの直前で手をグーにしてワンタッチを回避するなど進化がみられた。第1セットを取った日本だが、第2セットはアルゼンチンペースに。ここでブラン監督が喝を入れると、身長175cmの関田誠大選手がブロックポイントをあげるなど反撃。2セット目も逆転で制した。第3セットを譲った日本は、絶対に落とせない第4セットで完璧なブロックを次々と見せる。そして第4セットを取り、セットカウント3対1で日本がアルゼンチンを下した。