宮城・山元町から中継。今日は東日本大震災が発生してから、ちょうど14年経ったことになる。宮城県山元町にある直売所には、日々、新鮮な野菜などが入荷する。今日はゴボウや長いも、そして宮城県の名産・イチゴが入荷している。こうした名産品を購入できるこちらの施設は、実は比較的新しく、6年前にできたという。というのも近くにJR常磐線の駅があり、その駅を津波が襲った。辛うじて駅舎が残ったが、何もなくなった場所に町の復興のシンボルとして出来上がったのがこの直売所。そして、山元町の名産で外せないのがホッキ貝。今月頃までが旬ということで、たくさんの大きなホッキ貝が売られている。このホッキ貝は当時、被災した小学生が現在、漁師になって、直接直売所に届けているというもの。若い世代も一緒になって復興の歩みを進めている被災地。今日は各地で黙祷が捧げられた。