東北電力の青木宏昭原子力部長が県庁を訪れ宮城県の千葉章復興・危機管理部長と面談した。東北電力側は女川原発2号機の使用済み燃料プールは今月時点で75%が使用されていて、今年9月頃に再稼働の場合、約4年でいっぱいになる見込みだと説明した。使用済み家訓燃料を一時保管する新貯蔵施設を敷地内に設置する方針を明らかにした。新たな施設は放射線を遮る金属容器の中で核燃料を空気で冷却する乾式貯蔵と呼ばれる方式で今回は2棟設置し、1棟目の運用開始は4年後を目指している。設置には県の他、女川町と石巻市の了解が必要で東北電力はあす、国に審査の申請を行った上で自治体との協議へ入ることにしている。