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「石澤久夫」 のテレビ露出情報

高崎駅から徒歩15分の場所にあるのは江戸時代に徳川家康の名をうけた井伊直政によって築城された高崎城。その城跡の一角に群馬音楽センターがある。堂々たる構えで幅58.4mで高さ17mほどで青いスチール冊子にはめられたガラスが壁一面を覆っている。カーテンウォールというもので、側面にまわれば、ギザギザの壁面が。地肌むき出しのコンクリートの壁で板を折り曲げたようなV字にすることで建物を頑丈にする折半構造。独特な造形は。構造体そのままの姿で曲線のないキリッとしたフォルムの厳格さ、頑固さがある。その中に入ると一階ロビーで目を見張るのは、左右にある2つの大きな階段。素材がコンクリートがダイナミックにうねりのぼっていく。響き合うギザギザの線に丸い穴を組み合わせたデザイン。これはコンクリートの重量を減らす意味がある。手すりは美しい曲線を強調するように黒光りするテラゾーの上品な仕上げ。驚くことにこの階段には柱がない。床面と2階フロアと2点だけで支えている。
2階の螺旋階段を上がれば広々とした明るい空間が。巨大なガラスの壁が織りなす大パノラマとなっている。ホール側の壁面を飾るのはフレスコ画。タイトルは「リズム」。下絵はアントニン・レーモンドが行い、地元の画家の石澤の久夫が中心になって製作した。その劇場の中を紹介。大空間の輪郭に沿って光の筋が稲妻のように走っている。鋭角に尖ったむき出しのコンクリートにダワンベニアの反射板など、特別な装飾は一切ない。連続する光のアーチの柵にゆうゆうたる舞台が。なだらかな傾斜にそって客席が並び、一階席と2階席の区別がない。

他にもこんな番組で紹介されています…

2023年7月15日放送 22:30 - 23:00 テレビ東京
新美の巨人たち新美の巨人たち
終戦からわずか三ヶ月後の1945年11月に、音楽で街を復興させようと高崎市民オーケストラが誕生した群馬交響楽団の前身。しかし演奏会だけでは安定した収入が得られず苦労の連続だったがそこで移動音楽教室を始めた。重い楽器を抱えながら汽車や荷台にのって県外の学校や施設で演奏して回った。彼らをモデルにした映画「ここに泉あり」が大ヒットすると、本格的な音楽ホール建設の機[…続きを読む]

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