水俣病は熊本県水俣市の工場から流れ出た有機水銀を含む排水によって海が汚染されたことで引き起こされた公害で、症状が出た姉妹などの入院を医師が保健所に届け出た1956年5月1日が公式確認の日とされている。公式確認から70年となる中、宿毛市に住む俳優の川島宏知が10月に水俣病をテーマにしたひとり芝居「天の魚」を都内で上演することになった。「天の魚」は作家・石牟礼道子の小説「苦海浄土」の一部をもとにした作品。川島はこの作品を新型コロナの感染拡大以前各地で上演してきたが、水俣病の公式確認70年にあわせて7年ぶりの再演を決めた。
