衆院選の序盤の情勢分析が出た。政治部官邸キャップ・平本典昭が与野党の受け止めについて解説。与党で過半数を獲得できる勢いだが自民党としては厳しい戦い。総理大臣指名選挙があり石破首相は最低ラインを突破したい考えだが、自民党が単独で過半数を維持できるかは微妙な情勢。若手議員からは「裏金問題の逆風は強い」との声。立憲民主党は議席を増やす勢い。野田代表の目標は“政権交代”“比較第一党”だが実現は厳し状況。候補者調整の不調が影響。“一騎打ち”選挙区は前回の約140に対し今回は約45。“裏金議員”が立候補する選挙区は46。この約半数が厳しい戦い。重複立候補が認められなかった候補の選挙区では負ければ比例復活はなく厳しい展開。しかし非公認の判断が自民党全体にとってはプラスになったとの声が自民党内から出ている。しかし一定数の回答者が投票先を挙げず今後、情勢が変化する可能性もある。