アメリカ側は今回の会談どう位置づけは「イスラエルとの会談の際にはやらなかったワーキングランチを設定したほか、石破総理大臣の宿泊先に大事な客人向けのブレアハウスを用意。いずれも日本を大切に考えていることの表れ。ただアメリカ・トランプ大統領が相手国を評価する際に重視するのはアメリカに一体どのような利益をもたらすのかということ。その意味で日本は同盟国だから大事だといった発想は持ち合わせていないと見るべき」だという。日本にはどんなディールを求めてくるかについて「日本に対しても例外なく、圧力をかけて結果を引き出そうとするはず。貿易赤字の解消と国内の雇用創出のために一段の投資とLNGなどアメリカ産エネルギーの購入を迫ると見られる。会談前日にUSスチールの幹部と会ったのも日本とのディールに利用できると考えた可能性がある。日本に防衛費のさらなる増額を迫ることも考えられる。首脳どうしの個人的な信頼関係が築けていない現段階ではなおさらのこと、日本側はあらゆるボールに備えざるをえない」と解説した。