高額療養費制度の見直しを巡って、あす衆議院予算委員会で石破総理大臣が出席して質疑が行われることになった。国会では今、参議院で予算の審議を行っているが、こうした中で、衆議院の予算委員会が開かれるのは異例のこと。きょうの参議院本会議。石破総理大臣は、高額療養費制度の負担上限額の引き上げを見送ったことに伴う対応について「きのう与党から令和7年度予算案の再修正の方針が示された。与党での検討を踏まえて適切に対応していく」。これに関連して、衆参両院の予算委員長が会談。衆議院側があす、予算委員会を開きたいと申し入れた。そして与野党は、方針転換の理由などを政府に確認する必要があるとして、あす、石破総理大臣に出席を求めて質疑を行うことで合意した。