高額療養費制度の見直しを巡って、国会では、参議院での予算審議中としては異例の衆議院予算委員会が開かれた。立憲民主党・野田代表が、見直しを巡る政府の対応が混乱を招いたと批判したのに対し、石破総理大臣は、自身の判断に間違いがあったとして陳謝した。委員会の冒頭、石破総理大臣は、高額療養費制度の負担上限額の引き上げを見送ったいきさつを説明した。その上で「各党各会派の意見を聴きながら年度内成立に向けて努力していく」と述べた。また、ことし秋までに制度の在り方を決める方針を改めて示したうえで、4月からの新年度中に負担上限額を引き上げることなどは想定していないという認識を示した。
年金制度改革の関連法案について、政府は、衆議院議院運営委員会の理事会で、内容を巡る調整が続いているとして、国会提出の期限となっているあすには間に合わず、先送りしたいと伝えた。立憲民主党・野田代表は「厚生労働の責任は極めて重いと思うが任命権者の見解を」、石破首相は「任命責任は私にある。厚生労働大臣が引き続き誠心誠意対応に当たる」とした。
国民民主党・玉木代表は、「年収103万円の壁」の見直しを巡って「約束を守ってほしい。今後(合意を)満たしていく努力はするのかしないのか」、石破首相は「真摯に合意の達成に向けて努力をしている」とした。
年金制度改革の関連法案について、政府は、衆議院議院運営委員会の理事会で、内容を巡る調整が続いているとして、国会提出の期限となっているあすには間に合わず、先送りしたいと伝えた。立憲民主党・野田代表は「厚生労働の責任は極めて重いと思うが任命権者の見解を」、石破首相は「任命責任は私にある。厚生労働大臣が引き続き誠心誠意対応に当たる」とした。
国民民主党・玉木代表は、「年収103万円の壁」の見直しを巡って「約束を守ってほしい。今後(合意を)満たしていく努力はするのかしないのか」、石破首相は「真摯に合意の達成に向けて努力をしている」とした。