石破総理はトランプ関税関担当に赤澤亮正経済再生担当大臣を起用することを決めた。今朝、トランプ政権の関税措置を巡り、”国難という認識は総理と全く同じだ”と話した赤沢氏だが、起用理由に林官房長官は「所管分野の状況や本人の手腕や経験などを踏まえ総理が判断した」と説明している。一方で石破総理は全閣僚出席の「総合対策本部」を開き、トランプ政権の関税措置に対し、日本への影響を十分に分析すること、外交面の取組を進めること、国内産業への支援に万全を期すことの3点を指示した。ある政府関係者は「双方が担当閣僚を指名することは日本側から提案した。担当を決めるからにはアメリカ側も交渉に応じる余地があるということだ」と話している。