トランプ関税の黒幕とされるピーター・ナバロ氏は、第1次トランプ政権で大統領補佐官を務め現在も大統領上級顧問に任命されている。ナバロ氏は、アメリカがダメになったのは貿易赤字のせいで巨悪の根源は中国だとして関税で戦うと発言している。これに対し米政府関係者にもナバロが暴走しているとの指摘が。峯村健司は、昔は貿易赤字が悪いという考えはあったものの現在の世界ではその考えは廃れているが、古い考えの人たちが政策を作っていると話した。ピーター・ナバロ氏は過去に収監もされており、2021年のトランプ支持者による連邦議会襲撃事件において下院特別委員会での証言を拒否したことで、議会侮辱罪で禁錮4カ月の有罪判決を受けた。2024年に収監される前にはガソリンスタンドで30分も演説を行った。峯村健司は、ナバロ氏は連邦議会襲撃事件で側近が離れる中唯一トランプ側に残ったためトランプ大統領は信頼していると説明した。アメリカのベッセント財務長官は、日本は交渉の先頭にいるとし、交渉に臨む全ての国々の話を聞きたいと発言している。日本はどう交渉にあたるべきかについて峯村健司は、切り札は安倍昭恵さんになると、いまトランプ氏をなだめられるのはメラニア夫人だけなので、安倍昭恵さんから相談して説得すれば厳しい条件を出されずに済む可能性もあると話した。