トランプ関税に関するトーク。4月29日付の読売新聞の記事には「政府は米国との関税交渉で輸入自動車の安全審査に関する手続きを簡略化する優遇措置「輸入自動車特別取扱制度(PHP)の制限台数の上限を増やす案を提示する方向で検討に入った」と記載されている。アメリカは日本の厳しい基準があるからアメリカの車は日本に入っていかないと主張している。今回の制度を利用すると通常の審査の書類による基準・適合性の検査が簡略化され、サンプル車両を使った審査と品質管理体制の審査が免除される。安全基準の異なるアメリカ製の自動車を輸入する場合は、数カ月かけて日本の型式認証を取得する手間を省略できるという。また、制限台数は1車種あたり2000台以下だったが、5000台以下に増やすという案が出ている。現在は1000にも満たない車種がかなり多いという。中林美恵子は「障壁がなくなったとトランプ大統領に花を持たせる狙い」などと話した。加谷珪一は「日本は拡大したとしてもアメリカ車は入ってこないと見ているのでは」などと話した。二度目の日米交渉について、中林美恵子は「どう転がっても表面的にはトランプの勝利に」などと話した。加谷珪一は「最終的な石破トランプ会談にどう結びつけられるかは5月中にもまとめたいのでは…」などと話した。