IT関係者・投資家らが集まるアジア最大規模のイベントに登壇した石破総理。先週開催されたTICADを振り返った。またこの週末には韓国のイ・ジェミョン大統領と会談し「日韓関係を未来志向で安定的に発展させていく」などとする首脳どうしの共同文書を17年ぶりに発表した。7月の参議院選挙での敗北後、自民党内で石破おろしの動きが相次ぐも着々と外構日程をこなしていく石破総理。最新の世論調査では内閣支持率が軒並みに上昇している他、参議院選挙の敗北を受けて”辞任すべきだ”と考える人が減少傾向となっている。こうした中、自民党は参院選に敗北した総括を今週29日に取りまとめる方向で調整に入った。自民党内では”世論調査と選挙結果は別”だとして総裁選前倒しを求める声も根強くあるが、なぜ石破総理に”追い風”が吹いているのだろうか。